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#ネタバレ 映画「太夫さんより 女体は哀しく」

1957年製作

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

録画データが「女体は哀しく」と表示されます。ですから、それだけみると日活ロマンなんとかみたいで、人前では番組表を見ることが・・・。

でも、まだ半分観ただけですが、これは、戦後まもなくの、京都の島原遊廓を舞台にしてはいますが、純文学のような作品です。

1957年製作なので、白黒映画が一般的だったと思いますが、この作品はカラーで、しかも、遊郭の色鮮やかな着物がたくさん出て来ますから、それを観ているだけでも、元が取れそうです。当時の観客はどれほど喜んだことか。

カラー作品が当たり前になった現代の私が観ても、色彩に堪能できましたが、なんでもアグファカラーという赤の発色が良い方法を用いているようです。アグファカラーは小津監督のお気に入りだとか。

ちなみに、ネットで調べたら、タイトルは映画「太夫さんより 女体は哀しく」のようでした。正確を期すためにもういちど録画した映画の冒頭を観たら、やはり「太夫さんより 女体は哀しく」と出て来ましたから、こちらが正解なのでしょう。


(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。
更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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