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#ネタバレ 映画 「さくら」

「さくら」
記念碑的な作品
2016-04-14 14:22byさくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

私はもの心ついた時から両親に連れられ映画を観ていました。チャンバラ映画で眠狂四郎などです。そんな幼子に侍言葉は理解困難。でも円月殺法だけはカッコよいと思いました。

その後、小・中学生になったころには、年一本ぐらい怪獣映画などを観るのが楽しみで、それは大人になっても続いています(なかなか製作されなくなりましたが)。

今のように毎月数本映画館へ行くようになったのは、ちょうど、この映画「さくら」を観た辺りからです(ピーク時は月8本)。文学を読む代わりに映画を観ようと決心したからでした。だから、私にとっても記念碑的な作品。

映画「さくら」は病に侵された男(国鉄バスの車掌さん)が、名古屋から金沢までのバス路線に千本の桜を植樹する話です。

1994年に観た映画なので詳しいことは忘れてしまいましたが、ただ、男と周囲の人間の(家族も含め)対立が描かれていて、映画の怖さを知りました。そんなに古い話では無いから(昭和41年~52年が舞台)、関係者の方々はどう思っておられるのだろうと…それが心配になって。

4/9公開だったようですが、映画館への行き返りは、透明なくらいの明るい日差しと、とても冷たい風が吹いていました。

★★★★


(  最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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