コルチゾールとダイエット

コルチゾールとダイエット

コルチゾールとは、副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドの一つで別名『ヒドロコルチゾン』と言われることもあります。

ストレスに反応して分泌されるため、『ストレスホルモン』と呼ばれ、抗炎症作用、糖新生の促進・血糖値の上昇・脂肪分解の促進などがある。

・糖新生
筋肉中のタンパク質をアミノ酸に分解して、肝臓でグリコーゲンに変えて、グリコーゲンをブドウ糖に合成する働き。ブドウ糖が不足するような絶食時や飢餓状態には『糖新生』が起こって筋肉が分解されます。

また、絶食時や飢餓状態で、脳が栄養不足に陥いることで生命維持が困難になるのを防ぐため脳以外の組織でブドウ糖の使用されるのを制限し、血液中の血糖値を上昇させます。

・脂肪分解促進
糖新生が起こるような状況下で、脳以外の組織は糖分の使用が制限されるため、コルチゾールは脂肪の分解を促進して、それらの組織への代替エネルギーとして供給します。


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