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パリの刺激的な毎日

こんにちは、青山フラワーマーケットのN.Hondaです。2013年10月にパリで刺激的な毎日を過ごしてきましたのでレポートします。

パリのお店はトーンが統一されている!

どのお店に入っても、落ち着いていて違和感のない印象を受けました。
その理由はなぜか?そして帰国後、日本の花屋と比べて一体何が違うのか?
そう考えたときに発見したのが、お店全体の色使い、トーンが統一されているという点でした。

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パリは束売りが主流!

様々な種類の花が束売りされているのをよく見かけました。逆に、単品売りしているお店の方が少ないようです。
お店の方に聞いてみると、パリでは束売りが主流で、その方がより安くお客様にお花を提供できるとのこと。また、一本一本自ら選ぶお客様は少なく、ほとんどがお店にお任せというスタイルだそう。「日本は花の値段が高い!」とのコメントも。

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パリの市場……グリーン専門の仲卸あり!

ランジス市場を見学。その広さに驚きました。市場の敷地だけで、モナコの面積に相当するとか!
お花の種類も豊富。グリーンだけを扱う仲卸もあったのが印象的でした。日本ではグリーンに特化した仲卸など見たことがなかったので、とても贅沢でうらやましいと思いました。

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パリの市場……巨大な資材ショップ!

花市場の付近には、様々なアイテムを扱う資材ショップが複数ありました。 その広さ、品数の豊富さにびっくり!各ショップをじっくり見るには、数時間を要するほどでした。
また、実際に販売さている資材を使ったディスプレイが各所にあったのもとても印象的でした。

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パリの美術館……ケ・ブランリー美術館

アフリカなど欧州以外の民族文化を扱う美術館。
植物学者パトリック・ブランが植栽したコケやシダ植物で囲われた外壁は「生きた壁」と呼ばれているそう。
外観を見ただけでは、ここが美術館であるとは分からなかったほど、まるで植物と共存しているような佇まいでした。

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パリは、街そのものが芸術!

以上、日本との違いを感じ、強く印象に残った点について紹介させていただきました。

このほか、着いた初日に初めて地下鉄に乗った際、地下道で大きな音楽が聞こえると思ったら、オーケストラ一団が路上ライブをやっていたことや、夜にカフェでお茶をしていたら、カップル席に向かって花売りの男性がバラの花を勧めている場面を目にしたこと(パリでは、カフェでもちょっとした彩りにお花をテーブルにあしらいませんか? といった意味合いで、こうした花売りの人がふつうにカフェに出入りしているそう)など、日本ではまず見られない光景を多々目にし、毎日がものすごく刺激的でした。

そして何より、ただただ街を歩いているだけで楽しい! 街角の建物ひとつをとっても、周囲と調和の取れた風情のある建物ばかりで、それらを見物しながら歩くだけでも、とても楽しかったです。まさに、パリは街そのものが芸術なんだなぁ感じました。