Dear

僕のわがままで君を傷付けた
「そういうことじゃないんだって」
どんなに言葉を選んだって
ぴったりくる言葉が見当たらなくて
伝えたいことも上手く伝わらなかった

夏の夜風が吹く公園で
電話越しに泣いてる君に
本当はいますぐ会いに行きたくて
いますぐ抱き締めたくて
震える声で「もういい」なんて


僕は君の言う通り頼りなくて不器用だ
それでも精一杯君に伝えたいことがある

手を繋いで生きていこう
君の弱さも強がりも優しさも
ずっと見てきた僕だからわかる

寄り添って生きていこう
君の涙も笑顔も頑張りも
ずっと側にいた僕だからわかる

泣いてもいい
転んでもいい
僕が君を支えていくよ

照れ臭いから一回しか言わない
よく聞いて
「愛してる」

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