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ビジネスモデル

はじめに

利益を生み出す製品やサービスを考えるにあたり、事業戦略や収益構造を考えなければなりません。この事業戦略や収益構造が「ビジネスモデル」であり、事業をはじめるにあたっては、まず、ビジネスモデルを考えることからはじまります。

今回は、「税のオンラインスクール」をもとに、ビジネスモデルを考えていこうと思います。

「税のオンラインスクール」の検証

サービス概要

オンラインにて、個人事業主、フリーランス向けに確定申告を自分で作成できるスキルを提供します。簿記については、日商簿記検定試験2級合格のレベルの実力を養うことができます。また、確定申告のスケジュール管理も行います。

Problem(問題)

稼ぐ力があってもお金の知識がない個人事業主、フリーランスは多くいます。納税は国民の義務であり、個人事業主については確定申告をし、納税をしなければなりません。

Solve(解決)

ビジネスに必要な税の知識を提供します。また、確定申告に必要な簿記の知識も提供します。

Why Now

終身雇用制度が崩壊しつつある現在は、個人の時代に移り変わり、結果として個人事業主、フリーランスが増加することになります。独立し個人事業主になった場合には、確定申告を自ら行う必要があり、簿記の知識は必須です。

Why You

税理士として税の知識を提供することが可能です。また、様々な会社をみてきたため、より実務に近いかたちで簿記の知識を提供できます。

Strategy(戦略)

YouTubeや講演などで認知度を高めます。紹介制度についも利用します。

顧客成長の法則

顧客獲得の流れは下記になります。

「認知」→「リード顧客」→「おとり商品」→「本命商品」

顧客成長の法則

「認知」

YouTubeでの発信で私自身の認知度を高めます。また、大学の講師や商工会等のセミナーも行っていきます。

「リード顧客」

税に不安を抱えている人を集めて、相談会を行います。個別相談ではなく、ディスカッション形式で、疑問点の共有をしてもらいます。

「おとり商品」

無料体験期間を設けます。無料体験期間には、税の知識の必要性や、知識不足の場合の確定申告のリスクを説明します。

「本命商品」

オンラインスクールを受講してもらうことにより、税及び簿記の知識が身に付きます。簿記については、他人に教えられるようになるため、オンラインスクールの教材を利用して、自分の生徒を持つことも可能になります。

おわりに

ビジネスモデルについては、「将来性」「収益性」「成長性」「優位性」「継続性」を検証することにより、収益構造をより深く考えることができます。

また、具体的なユーザーを想定することにより、顧客獲得のイメージをより強く持つことが可能です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

青柳貴


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