シン・俳句レッスン80
今日が成人の日だった。いろいろ動くからよくわからないのだった。今18歳は成人なのか?選挙権は18歳からだと思ったが。酒は20じゃなきゃいけないのだろうか?もうほとんどどうでもいい世界だった。昔、成人式もバイトしていて、ふと着物姿の晴れやかさと蝋梅の花だかなんだかわからない花を見て感動したことがある。こんな時期に花が咲くこととそれが蝋梅だったことに。
今日の題詠は「蝋梅」。芥川龍之介の句が有名だとか。
臘月というのもいいな。旧暦の十二月だから今でもいいのか?
あまり理屈っぽくしないでそのままがいいのかも。
俳句の達人(永田耕衣)
これだけだと何を言っているのか全然わからんな。物質らしさか。ものの世界。生物と対照的な二物衝動ということか?
永田耕衣は不思議ちゃんだな。霊感みたなものがある人のようだ。俳句以外にも書の才能があったり、棟方志功から書を頼まれるぐらいだったたからそれなりに才能がある人だったのだろう。俳句と共に人間に付いても問う、言葉が見つからなければ自分で作る。アミニズムに生きる人という感じか。
落花尊は造語。言葉を勝手に作ってしまうというのもありなんだ。桜が散る様を仏のように感じているという。。乾坤は、天地。「白し白し」になんのひねりもないとして「白し黒し」にした。それが物質の抵抗感というものだそうだ。
落花尊四方に乾坤白し黒し 永田耕衣
禅の精神とか説かれるとわからなくなる。俳句に近いものがあるとすれば矛盾する概念をどう一つの世界に治めるかということか。
俳句いまむかし
坪内稔典『俳句いまむかし ふたたび』から。
春
二人でのどかさなんてそうとう枯れてないと出来ない生活だろう。もう一人とか二人とか関係ないぐらいにボケてしまって。
尾崎紅葉もぽっこりお腹だったのか?硯友社の先生だものな。そのぐらい貫禄があったのかもしれん。
昨日やってしまった。まだ長閑さには早い。今度からタイマー掛けなけれ駄目だな。
下萌は草が生え始める頃か。
この年になると一番待ち遠しいのが立春ではないのか。今年も桜が見られたという人の気持ちが分かるようになってきた。一ヶ月先か。すぐだな。
「成人の日」から始めたのにいまだにアップ出来てない現実。もう12日だった。今日中にアップすること。
「癌にみこまれて」がポイントらしい。坪内稔典さんも癌だと何気に告白しているが。今は癌も治らない病気じゃなくなったのかもしれない。
癌爺(ガンジー)だと平和主義者。
「口移しするごとく」がいいとの評。「野火」自体も見ないからな。観光でやっているところもあるようだが。
「古事記」にあったよな。スサノオの娘と結婚する男の話。オオクニヌシだっけ?
いい句だとは思うが「待つてゐる」が切れがないんじゃないかな。「子供の手」で切れるのだろうけど。助詞が省略されているのかと思ってしまう。
「とは」の使い方か。
田舎光景だろうな。都会ではドブ川しか連想できない。「春の水」が田園風景だよな。田螺がごちゃごちゃ動く音にびっくりしたことがあったが。斎藤茂吉の歌があった。
迦陵頻伽(かりようびんが)。『源氏物語』に出てきたのかな。仏教の舞だという。『高丘親王航海記』だった。
「かりようびんが」迦陵頻伽の雅な世界と変転して田螺の世界。
「田螺鳴く」という季語があったんだ。この鳴くは「蠢く」ことなんだろうな。
水の中で迦陵頻伽の舞が行われている。これは名句かもしれない。
「山芋」だと思ったら、山そのものが霞の中をさまよっているという句らしい。「霞」がポイントか?秋だと霧、夜だと「朧」になるという。「朧」だと月が出ていそうだな。これは使いたい。
好きな言葉並べただけだった。朧だけで詠むべきだな。他の物は見えないのだから。こういう単純さは難しい。
「高麗船」が上手いな。
投壜通信で出来ないか?
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