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青春時代の「イメージの詩」は吉田拓郎だった

『GOLDEN☆BEST 吉田拓郎~Words&Melodies~』

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吉田拓郎のレコードを聴く夢を見た。中学時代によく聴いていた。私のアイドル時代(アイドルを聴いていた時代だ!)は、キャンディーズが解散前で流行っていた。中学になるとギターを弾くやつがいて、フォークギターかエレキギター。経済的な事情もあるのだが、自分は叔父さんから貰ったクラシック・ギターだったので、部活友達にギターの上手い奴がいて、教えて貰った。拓郎はキャンディーズの楽曲提供も多かったので、自然と曲には馴染んでいたようだった。本当は井上陽水とか弾きたかったんだけど、先生が拓郎ばかり教えるのだった。

レコードはなかったけどその友達がベスト盤のカセット作ってくれて、楽譜を貸してくれ、暇な時に特訓をしていたのだが、そいつより上手くなれない。耳コピというのが出来ない。Fの指が届かない。で、なんかギターリストになるのは諦めてしまった。でもギターの上手いやつはクラスの数人いて、休み時間はいつもギター教室だった思い出。

そんな拓郎でよく歌っていたのは、「落葉」から「人間なんて」。あとこのアルバムにはないけど「リンゴ」とか好きだった。

今聞くと。拓郎の詩の世界が憧れのラブストーリーなんだな。「旅の宿」とか「外は白い雪の夜」とか。いや、もしかして友達が作ってくれたベスト盤がそんなラブ・ソングの曲が多かったのかも。イメージしたのだった。部活の男だけの二人で。将来、こんな大人になってみせると。

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