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バート・バカラックをめぐる冒険

Jim O'Rourke"All kinds of People ~love Burt Bacharach~"(日本/2010)

天才Burt Bacharachが創造した音楽宇宙をアヴァン・ポップスの異端児Jim O'Rourkeが東京/USのミュージシャン達と解き明かす。
Jim O'Rourkeと11人のヴォーカリストとの巨大ジグソー・プロジェクト。2つの類まれな才能が生み出すサウンドとは?今、まさに歴史的瞬間が訪れようとしている。
メディア掲載レビューほか
20世紀を代表する作曲家、バート・バカラックをめぐるエクスペリメンタル・ポップ・アルバム。アヴァン・ポップスの異端児ジム・オルークが東京とUSのミュージシャンと作り上げた巨大なジグソープロジェクト。細野晴臣、カヒミ・カリィ、サーストン・ムーアなどが参加し、大胆さと緻密さが織り成す圧倒的なサウンド。ジム・オルークの無尽蔵な才能の全てが注ぎ込まれた、バカラックという1人のコンポーザーをテーマにした自身初のコンセプト・アルバム。 (C)RS
<トラックリスト / ボーカルリスト>
01. Close To You(遥かなる影) / 細野晴臣
02. Always Something There To Remind Me / サーストン・ムーア
03. Anonymous Phone Call / やくしまるえつこ、ジム・オルーク
04. After The Fox / 坂田明、中原昌也
05. You'll Never Get To Heaven / 青山陽一
06. Do You Know The Way To San Jose(サン・ホセへの道) / カヒミ・カリィ
07. Don't Make Me Over / 小坂忠、ジム・オルーク
08. Raindrops Keep Fallin' On My Head(雨にぬれても) / 小池光子
09. Say A Little Prayer For Me / Yoshimi
10. Planes Boats And Trains(汽車と船と飛行機) / ジム・オルーク
11. Walk On By / ドナ・テイラー

今日もジャズというと憚られる音楽ですが、ジム・オルークはジョン・ゾーンとも共演している人だしデレク・ベイリーの影響を受けて大友良英に近いノイズ・ミュージックの人なので取り上げます。あと『ドライブ・マイ・カー』にもクレジットされてジム・オルークの音楽が使われていたようです。青山監督『eureka』で音楽を担当したのもジム・オルークでした。

このアルバムはバート・バカラックの曲を日本のアーティストと一緒にやっているアルバムで聴き心地がいいです。様々なアーティストに共通している癒しのヴォイスですね。4のどこに癒しがあるのか?とお思いの方もいると思いますがそれがどうして癒されるのです。オジサンに。

残暑に疲れた身体に癒しの音楽を

(ジャズ再入門vol.100)

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