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マックス・ローチはスピーキング・ドラマー

"Speak, Brother, Speak!"Max Roach(Fantasy label/ 1962)

Max Roach - drums
Clifford Jordan - tenor saxophone
Mal Waldron - piano
Eddie Khan - bass
"Speak, Brother, Speak" (Clifford Jordan, Eddie Khan, Max Roach, Mal Waldron) - 25:03
"A Variation" - 20:30

昨日観た映画『アメリカン・ユートピア』が気持ち良かったのでジャズで気持ちいいドラムは何か?と考えまして、やはりマックス・ローチ『スピーク・ブラザー・スピーク』になりました。延々とドラムを刻むマックス・ローチのリズムのなかで各メンバーが思いっきり演奏するというスタイルで、やればできる子クリフォード・ジョーダンを始め、ピアノのマル・ウォルドロン、ベースのエディ・カーンがソロで聴かせて、締めは御大のマック・ローチのこれでもかというドラム・ソロですね。

でもA面よりはB面の「ヴァリエーション」のほうが面白いかな。この曲はクラシックのブラジルの作曲家ヴィラ=ロボス「ブラジル風バッハ」の中の曲ですね。ケニー・ドーハムから教えてもらったとライナーには書いてありました。この演奏もパターンは一緒なんですけどね。

(ジャズ再入門vol.61)

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