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1.プロローグ

2020年9月4日発売の、5thアルバム「TO THE PARK」。
とうとう発売10日前に迫ってきましたので、
カウントダウン的に1日1曲、全曲解説を行っていきたいと思います。

まず、1曲目「プロローグ」から。

今回のアルバムは本編に入る前に序章となる曲が必要だなと思い、急遽書き下ろしました。1番最初の曲ですが、今回のラインナップの中では一番最後に作った曲ということになります。

今回2曲目の「タニウツギの花」のMVを制作してくれたIndo filmsのお二人とはよく一緒にお仕事をさせて頂く間柄なのですが、
とあるプロジェクトの打ち合わせの際に
「青谷さんの歌は仄暗い。沼のほとりでずっとそばに居てくれる透明なお化けのようだ。」と褒めて頂いたことがあり、とてもとても嬉しい気持ちになったのを覚えています。
私の楽曲はコミカルなものもありますが、根底には常に「仄暗さ」を入れ込んであります。
その言葉を頂いてからは、これでいいんだ!と妙な自信が湧き、
専門家にでもなったような心持ちになりました。

「プロローグ」はそんな仄暗い世界へ引きずり込む、どこからか聴こえてくる誘い歌のような役割といったところでしょうか。
仄暗いけど、誰にも邪魔されない、安心できる静かな場所に誘ったところで、
『TO THE PARK』という物語がゆるやかに幕開けしていくのです。



indo films制作のMV「タニウツギの花」の解説はまた明日!


TO THE PARK Special Infoページはこちら


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