ヴィクトリア朝京都の星空
森見登美彦さんの「シャーロック・ホームズの凱旋」を読了です。どこにいるのかわからなくなるようなこの構図は「熱帯」が思い起こされる。今回は月がよく出てきますが、このお話の中ではどんな星空が広がっていたのか見てみようと思います。
あまり詳しくなくて年代がわかりません。が調べてみると1894年に探偵活動再開とあり、メアリの不幸も頃の頃と書かれいているのをみましたので、この時期と想定していました。月が関わっていますので満月の日付。すると冬の星空が南の空の真正面に、冬の一等星シリウス、リゲル、アルデバラン、カペラ、ポルックス、プロキオンで囲まれたダイヤモンドの中に満月がおりました。そして、月にならんで惑星の一つ木星も輝いています。-2.7等というぎらぎらした感じ。何か起きても不思議ではない星の並びですね。
これがロンドンになると緯度が15度位違いますので、南の空の正面ではなく、もう少し低い位置に冬の星座が見えることになりますね。
もう少し読みこんだら、もっとわかるでしょうか。
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