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『まっくろちゃん』

3月は家族で順繰りに風邪を引いて終わってしまった感じです。でも昨日今日と暖かくて、グンと春が近づいてきたようですね。

娘が歩くようになり、散歩コースの通過ポイントとして図書館にしょっちゅう行っています。入るなり「あっち!」と子どもの本のスペースへ直行、小さな椅子に座ってこれまた小さな本を開き、「あちょこぢょっぷ、こしょ、ぽ、○△□×…」と一丁前の顔で読む姿にキュン。ぼさっとついて歩く私は、こびとの国に来たガリバーの気分です。

「まっくろちゃん」は、まるまるとした黒ネコが目立って、娘のご指名を得ました。見開きいっぱいに猫のアップ、大胆な構図でパッキリきれいです。ネコちゃんが見つけたものには思わず「おおぅ…」と呻いてしまいますが(笑)、ジャンプして追う場面の迫力は見事。娘は黒ネコちゃんに夢中です。
2012.3.29
こいわいさとこ『まっくろちゃん』(新風舎)

※10年後の私からのコメント
この本、メリハリがあってよかった。出版社が倒産して、絶版になってしまったようだが、図書館では今も見られるはず。
それにしても、図書館通いの日々は本当に楽しかった! 



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