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せっかくなら、エシカルに。|石川夫婦のクローゼット事情 vol.2 夫編

こんにちは。
石川家のクローゼット事情vol.2は、夫編。

夫は、繊細でとにかく持っていることがストレスになるので極力少なく。こだわりも特にないので、どうせならエシカル消費を、とエシカルブランドを選ぶようになりました。

“服”自体に関心がなく、若気の至りでブランドもの買ってみたり、古着を買ってみたり、色々試してみたけれど、やっぱりそもそも服に興味がないので次第に服を選ぶことが苦痛に。
結婚してからは、もう藍さんにまかせる!と匙を投げ、自分で服を買うことを一切やめました。

しかし、まかせるといいつつ妙なところにこだわりがあり、着る服が偏りがち。いいものほど着なかったりして、私はモヤモヤをかかえていました。

なんでだろうね~。と曖昧にしていた問題でしたが、モノを手放すことに本腰をいれはじめた頃から、少しずつ見え始めました。

まずは、着ごごちがもっとも大事ということ。固めの生地が苦手で、とにかく楽な服装が好き。

そういえば、よく、でかけるときも「ジャージでいい?」が口癖だった!なんでもっと早く気付かなかったの~!
と思うけれど、やはり手放すからこそ見えてきたことでした。

とくに、着ごごちにこだわりがあるのが、ズボン。二人で試行錯誤し、行きついたのは、中川政七商店の「もんぺパンツ」でした。

これなら、仕事とプライベート両づかいで、所有する数も減らせるし良い。ということで、とりあえず1本買ってみて、着心地に感動。もう一本買い足しました。

その後、もんぺパンツに合う上の服ってなにかな?と頭をかかえていたところ、
服を捨てると幸せが見つかる: 毎日が心地よく変わる「片づけ」レッスン
という本の中で、「どんな自分になりたいか」という基準で服を選ぶと書かれていたことをヒントに、
丁度環境問題に心が向きはじめていた私たちは、エシカルブランドでの購入を決めました。
中でも、デザインやブランドコンセプトが素敵なPure Wasteのものを。

「Pure Waste」は、衣料品の製造工程で出るコットンの端材、端切れをリサイクルして服に作り直す、フィンランド発のアパレルブランドです。綿を新たに栽培する必要がないため、従来の栽培に必要な大量の水を抑えることが出来ます。また、端材を色ごとに集めて再利用しているため、更なる染色の必要がなく、水質汚染の原因となる薬剤も一切使用していません。廃棄物に対する人々の認識を変え、アパレル業界全体をリサイクルの未来に導くことがブランドの願いです。

Pure Waste

はじめての、エシカルブランドでの購入だったのですが、まず驚いたのが環境に配慮した簡易包装(PP素材不使用)。
丈夫な紙袋にそのまま服が入れられていることがとっても新鮮で、すごく気持ちが良かったです。

これでいい!むしろ、これが、いい!と思いました。

しかも、生地もしっかりしていて肌触りもいい。あまりにもいいので、私もヨガ用に1枚購入しました。

そんなこんなで、夫のクローゼットはこんな感じ。

着て行っている服を合わせて、パジャマを除いてオールシーズンで14着でした。

・所有する数を減らす
・ズボンはもんぺパンツ
・せっかくならエシカル消費

という、服選びに3つの軸ができた夫は「自分のスタイル」が確立されたことで自分に自信が持てるようになり、服に対する気持ちも前向きになってきたそう。

改めて、ひとによって服との向き合い方もそれぞれ。
でも、夫婦ふたりに共通しているのは、減らすことで見えてきたということ。

クローゼットにモヤモヤをかかえているという方は、ぜひ1着でも手放してみてください。
また、夫婦でクローゼット問題話し合ってみるのも、お互いの新しい価値観を知れたり、面白いのでおススメです!


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