松江日帰り旅行

松江市に面白そうな古本屋さんがあるから
行ってみたいんだよねぇ
いつもは独り言で終わってしまうつぶやきに
家族も珍しく反応してくる。
3連休で次男も休みだし、松江ならお墓参りもできるし行こっか。

朝早くに出かけるから朝マックを頬張りながら
松江道をひたすら北へ走る。

途中道の駅に立ち寄り新米の艶やかなおむすびにリンゴたっぷり手作りアップルパイ。
もぐもぐ。満足じゃ。

さらに走ると…
海が見えた 海が見える
5年ぶり?に見る宍道湖の湖面はなつかしい

松江市内へは昼前到着。
女房が行ってみたいという
「中国山地蕎麦工房ふなつ」は開店直後にも関わらず並んでる。一緒に並んでるよしみから
どちらから?って声かけると
長崎と愛媛が途中合流して来られたという!?長崎ってもしかしてキュぅ!九州の〜?
愛媛ってもしかしてシ!コ!ク!の?うわ〜
なんでまた松江まで〜!?の質問は順番が来たので聞けずじまい。ではスミマセンお先に。



案内されたテーブルの隣席は地元の方なのか
注文が慣れている。しばらくすると隣夫婦の真ん中に卵焼きが届きふたりで分けている
「珍しいですね、蕎麦屋さんで食前に卵焼きって?」話しかけても大丈夫そうな雰囲気の方だったので小声で尋ねてみる。
「あ、これですか?美味しいんですよ、ここの卵焼き、私たち2人とも好きで。」

お店に置いてある山陰中央新報にひと通り目を通したころに私たち家族3人分の出雲蕎麦が届く。


「あの…スミマセン追加で卵焼きをお願い出来ますか」

「またぁ〜…人が食べてるのを欲しがって…」
女房が呆れる

隣のご夫婦はこちらをみて(呆れて?)微笑む。

しばらくして
届いた卵焼きはとても素朴な味わい
呆れられながら食べる卵焼きは格別美味い

そうか
ウチの太郎が美味しそうに食べるのは
いつも私たちが食べ過ぎだ!といって
呆れられながらたべるからだったのか!

飼うた子(太郎)に教えられ。


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