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「ひなたのゆめ」というファンサイトについて

皆さんは「ひなたのゆめ」という
単語を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

太陽の当たる道でしょうか? 
明るい夢でしょうか?

僕にとっては、
かつてサンデーで連載されていた
『ハヤテのごとく!』の
ファンサイトを思い出します。

では、その「ひなたのゆめ」とは
どういうサイトだったのでしょうか?

まず、略称を「ひなゆめ」としていました。
僕が活発にコミュニティに参加していたのは、
2008年から9年ごろでしょうか。

当時はSNSが盛んではなく、
LINEやTwitterすらありませんでした。

僕は使用していませんでしたが、
SNSといえばmixiが主流、そんな時代の話です。

その「ひなゆめ」は、
『ハヤテのごとく!』と『ネギま!』を両立した
ファンサイトとして運営されていました。

「キリ番」「小説掲示板」「チャット」
こんな単語が主流なサイトでした。

これで伝わる方は、
きっと同年代か僕より年上でしょう。

僕が「ひなゆめ」に参加していたのは、
中学2年生ごろでした。

当時、僕は学校に行けなく、
フリースクールに通っていました。

TSUTAYAでDVDをレンタルしたり、
ケーブルテレビでアニメを見ながら、

『ハヤテのごとく!』
『ゼロの使い魔』
『るろうに剣心』
『ガンダムシリーズ』

そういうアニメを沢山見ていた時期でもありました。

そこに、ニコニコ動画を加えると、
あっという間にオタクの完成です。

既に使われてない言葉でしょうが
「ネチケット」
「半年ROMれ」
という言葉もあるように

インターネットでの振る舞いは
この「ひなゆめ」で
勉強させてもらったなあ、と
振り返れば思います。

僕がこの「ひなゆめ」で得たものは
・インターネットでの居場所感
・タイピング速度
・二次創作をする

といったところでしょうか。

特にタイピング速度に関しては、
我流ですけれど、
10分間に500文字ぐらい打てるようになっていて
後々の役に立つことになりました。

さて、ここまで記事を書いた理由としては
「昔を振り返っている」に過ぎません。

僕が中学校に行かなかったことに
よって得られたものは何なのか。

そういうことを考えています。

それから15年弱が過ぎ、
紆余曲折ある人生ですけれど、
何とか生きています。

「それでもと言い続けろ」は
別のアニメ作品ですけれど、

あの時に中学校に行かない選択は
こう繋がったのかなあ、と

(まあ、既に思ってますが)

思えるような人生の一部になればいいな、と
思っています。

何にせよ、「ひなゆめ」は
当時の僕にとっては必要な居場所であって、
そういう居場所を、場所を作って行ける人に
なれたら、いいなあ。

そう思う、この頃でした。

取り敢えず、僕は今入院をしていて暇なので
入院をしている人がネットで暇を潰せる居場所でも
探してみようかと思います 笑

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