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スタジオ関係者を考える【シャニマス】【フルスロットルエイジ!】小宮果穂

1.はじめに

この記事は【フルスロットルエイジ!】小宮果穂に登場するスタジオ関係者を考える記事となっています。焼き芋のイラストが目印です。

記事の性質上ネタバレを大量に含む記事となっているため、問題ない方のみ記事の続きをどうぞ。【フルスロットルエイジ!】以外のコミュの情報も含みます。

【フルスロットルエイジ!】小宮 果穂

この記事を書く理由は……スタジオ関係者のことを一度整理しておきたいと思ったからです。この「はじめに」を書いている今も記事の終わりを考えていません。

2.なぜ苛立つ?

まず、スタジオ関係者はなぜ苛立ったのでしょうか?それを考えていきましょう。苛立ちの理由として、私は「果穂が3回間違えたから」と考えています。

1回目:「283さん」を理解できなかった
スタジオ関係者の「283さんに用があって」に対して果穂は「だれでしょうか……?今いない者が多くて……」と返します。

「283さん」といえば283プロのプロデューサーを指すいわゆる業界言葉となっており、スタジオ関係者が登場するコミュ内でも使用されています。

しかし「だれでしょうか……?」という表現からして果穂はプロデューサーのことを連想できていません。果穂は「283さん」のことを「283プロダクション所属の誰か」と理解しているようです。


2回目:オウム返し・対応の遅れ
「ちょっと283さんに用があって」に対して「ご用事ですかっ」と返していることも人によっては苛つくポイントになるでしょう。

果穂からしたら丁寧に対応しようとしているだけかもしれませんが、相手から見たら「こっちは最初から用があるって言っているのにご用事ですか?って何?」と考えてしまう人もいるでしょう。

これに「283さん」を理解してもらえなかった分の遅れも合わさり、スタジオ関係者が会話が無駄に伸びているという印象を持っていても不思議ではありません。


3回目:ありがとうございます!
「……君、ずいぶんしっかりしてるんだね」という言葉は、嫌みを含んだ表現だと思います。真意としては対応が過剰に丁寧だ、あるいは早く答えをくれ、かもしれません。

それに対して果穂は言葉通りに受け取り、「ありがとうございます!」と返します。これが相手の神経を逆撫でしたのではないでしょうか。

これがギャグであれば「褒めてねぇよ」とツッコミが入るところです。


3.小学生への対応

ここまででスタジオ関係者が苛立つ理由が存在している(かもしれない)ことがわかったかと思います。

しかし、問題はまだ残されています。果穂はアイドルではありますがそれ以前に小学生です。小学生に対してこの態度はどうなんだ、ということです。もちろん仮に果穂が小学生ではないならこの対応でも良い、という話でもないのですが。

これに関してスタジオ関係者を擁護するとしたら以下の2点があります。

1点目:果穂の見た目
まず、身長163cmの果穂を見て初見で12歳だと見抜ける人はそうそういないでしょう。スタジオの関係者でプロデューサーに用事があるからといってアイドルの年齢まで把握しているとは限りません。

スタジオ関係者が果穂のことを高校生ぐらいの子だと思って対応した可能性はあります。

2点目:応対している以上は社会人
283プロのプロデューサーに用事があって控室に訪問したところ、その人は不在で留守を任されている別の人がいた。

その人の年齢やら性別やらそんなことは関係なく、留守を任されている人なんだから相応の、普通の対応をしてくれなくては困る。という考え方もあると思います。


4.果穂をプロデュースしよう

ここまでスタジオ関係者側の心理を推測ではありますが振り返ってきました。そして、今度は果穂側に立つ者として、果穂に関してある意味で当然のことを書きます。

果穂が仕事をするとき、283プロの誰かがそばにいる

果穂は小学生なわけですから、スタジオにしろロケにしろ一人で行かせるわけにはいきません。なので放クラのメンバーやプロデューサーが同行します。

私の記憶では果穂が一人で仕事に行って帰ってきたケースは少なくともシャニマスのコミュでは存在しないと思います。

雛菜のコミュより

一人で応対をした経験が少ない。それが「283さん」の理解がズレるなどスタジオ関係者から見て普通のことができなかったりした要因の一つにもなったと思われます。


果穂にどれだけ留守番を任せてもいいものか。スタジオ関係者は正しいとは言えませんが、少なくとも自分のことを正しいと思っている。そんな人とも果穂はコミュニケーションを取る必要がでてくる。

ここまで書いてきてスタジオ関係者は「悪い人」の象徴ではなく、社会そのものの象徴なのかな?と思いました。果穂と、それぞれに自分に都合の良いなにかの理由を持って行動する存在との……社会との摩擦の象徴。

でも、それって「プロデューサー」でもありますよね。

どれだけ綺麗な言葉を使ったとしても、果穂を自分に都合の良い理由でアイドルという社会に連れ込んだ存在。果穂がスタジオ関係者との会話で嫌な思いをすることになった元凶。摩擦の元凶。

「プロデューサー」は違う!
スタジオ関係者とは違う!

というのであれば、それはもうシャニマス・シャニソンで彼女をプロデュースすることで示していくしかないのかな、と思っています。

ないよ。

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