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【シャニマス】拝啓タイムカプセルで思い浮かぶ光景

記事の目的

THE IDOLM@STER SHINY COLORS L@YERED WING 04収録の楽曲「拝啓タイムカプセル」で私の頭の中に流れる想いや情景を残しておきます。
言ってみれば、未来の自分に「お前はこんな感情を抱いていたんだぞ」と残すためのタイムカプセルです。拝啓タイムカプセルを聴いた時の感動をどうしても文字として残しておきたくて。
結構な長文になってしまったので、興味のある方はお時間のある時にでも。

1.~Bye... say, Hello

最初のメロディーでどこかよりみちサンセットの空気を感じました。あの曲の最後は「~Good bye 手を振ろう その笑顔に明日も Hello」で終わっていました。つまりこれはその『明日』を歌う曲なんだなと感じました。

2.ガードレールも膨らむほどはしゃいでた帰り道

この部分を聴いて、私には放クラの5人が騒ぎながら夕暮れの帰り道を歩む姿が浮かんできました。それと同時に、凛世の穏やかな歌声によってサポートカード【夜明けの晩に】に近い、どこかノスタルジックな気持ちになりました。

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3.あの頃それが全てみたいに

樹里「あの頃それが全てみたいに」
樹里が歌うことで、私はこの部分に2つの意味を感じていました。
(1)樹里がバスケットボールに全力で取り組んでいた頃
(2)放クラが結成されて間もない頃

放クラのメンバーは全員、アイドルになる前(あるいはなった直後)と今でどこか違う場所を目指していたりします。

ここで2項の部分の意味合いも私の中で少し変わりました。放クラとして歩んできた道だけでなく、それまでの人生も含んでいるのかなと。例えば樹里なら部活動の帰り道、果穂なら小学校低学年ぐらいでヒーローショーを楽しんだ帰り道だったり。

私はここで感謝祭で果穂が使ったオモチャのツルギを思い出していました。

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4.身体中風が巡ってた

私は太陽キッスを連想しました。
「ブラウスの背中が膨らみきるような速さで」彼女達はこれまで駆け抜けてきたんだなと。それはアイドルになる前も、なってからも同じです。
この部分を夏葉が歌うことで、より一層アイドルになる前もずっと彼女は『放課後』を走ってきたんだろうなという気持ちになりました。

5.あの日の自分 今会えたら驚いてくれるかな?

智代子がこの部分を歌うことで、放クラ結成より前の頃を思い浮かべました。アイドルになるきっかけとなるエピソードゼロよりさらに前、「普通の女の子」だった智代子に今の智代子が会ったら…と思うと、すっごく驚きそうだな!と想像して笑顔になってしまいます。

6.それとも笑う?相変わらずって もっとずっと~

アイドルになる前の自分と今の自分が出会ったら?
パートとしては樹里と夏葉の担当ですが、この二人なら以前の自分が今の自分を見て「相変わらず」と表現をするかもしれません。未来でも自分はどこかに向かって走ってるんだなって。その上で、夏葉が「もっとずっと!」と力強く歌うことで、もっと高みを目指す彼女のこれまでの人生とこれからの人生が頭に響いてきました。

7.夕焼けに胸を張ろう 想い出に I say Hello.

よりみちサンセットの「続き」がより一層鮮明になりました。
夕焼けに胸を張って「Bye」と言い、
「明日」が「今」になり、
想い出に「Hello」と言おう。というような。

【MV MAD】よりみちサンセット【シャニマス】
私が何度も拝見させていただいている[いを]さんのMAD
https://www.youtube.com/watch?v=4uLHZGilw0o

8.いつかの言葉嬉しかった。泣きたい時~

ここで想い出はみんなで紡いできたものだとあらためて振り返ります。
私は2つのサポートカードの絵を思い浮かべました。
(1)茜色セレンディピティ
(2)続!(完全)燃焼 (イベントシナリオ:many screens)


茜色セレンディピティは樹里と智代子の始まりのお話でしたね。樹里が智代子のことを「アイドルぽい」とか言ったりして、お互いがお互いを褒めたりして。いつかの言葉ってあの時のことかな。
シナリオ「many screens」で凛世と夏葉は議論のキーパーソンだっと記憶しています。自分なりに思っていることをしっかりと伝える、語り合う。放クラ式の議論は本当にステキです。

一緒に紡いできた『昨日』があるから『今日』の私は走れてるんだよ?
というメッセージかなと感じました。

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9.~皆 第一志望一緒じゃなかったんです

タイムカプセルへのメッセージ。
この部分、別離を連想させる言葉ではありますが、放クラのメンバーが目指しているもの(目指していたもの)はそれぞれ違うんだ、というように私は受け取りました。
・ヒーローになりたい
・アイドルでいたい
・空っぽでいたくない
・ただついていきたい
・トップを目指したい
敢えて端的に表現しましたが、それぞれがそれぞれの想いをもって放クラというグループは在ると私は思っています。

10.~今でも側にいる(No more neverland)

放クラのメンバーは「昨日」を卒業した「今」でも側にいる、これを初めて聴いた時ものすごく安心したことを覚えています。夏葉の心からの「大丈夫」という声から続く凛世の歌声だからより一層そう思ったのかもしれません。

そして英語の歌詞「ネバーランドは要らない」
明るく彼女達は歌います。が大人(将来、新たな明日)へ歩みを進めていこう!という前向きな彼女達がすごく好きです。

11.たまにアルバム囲んで写真と同じ笑顔~

写真と同じ笑顔…ここで私はBW04のジャケットが浮かんできました。歩みを進めていくけれど、この笑顔はずっと変わらないということがまっすぐに表現されていて…この部分だけでなく、この曲を聴いていると笑顔になりながら泣いてしまいます。

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12.~これからも想いも寄らない明日へ

『昨日』の自分が驚くような明日へ。
「よりみちサンセット」で日が沈むまでちょっとだけ寄り道しよう!と歌っていた彼女達が、「寄らない!明日へ行こう!」と前向きに歌う様は本当に心に刺さります。

13.愛し足りないこのままでWe go

本当は夕焼けの帰り道の時間ってすごく愛おしくて大切にしたいもの。でも、その気持ちのまま明日へ進もう!という気持ちが果穂のまっすぐな歌声で心に響きました。
と同時に、過ぎ去ってしまうことに名残惜しい気持ちもやっぱりある、ということも伝わってきます。

ところでこの「We go」の部分、5人で拳を空に突き上げるような絵が私の頭に浮かびました。凛世のLanding Pointであった、空を飛ぶ表現が。

また、この「We go」の後のメロディーが学校のチャイムの音を連想させますよね。続く歌詞も放課後を連想させます。

放クラ集合絵

14.~ぬいぐるみゲッツしたクレーンさばき

ここからは前述のチャイム音の後、放課後を楽しむ彼女達かな?

英語部分も含めると、ニュアンスとしては「そこだー!降ろせ―!!」って騒ぎまくりながらUFOキャッチャーしてるイメージでしょうか。

別のユニットの話になりますが、円香と雛菜もやっていましたね。放課後の楽しみ方として、みんなの定番という感じがします。

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15.騒いだ後寝落ち気味 水着バッグも重たく~

【桜餅マスター……?】のコミュでありましたね。全力で楽しむ分、日が沈む前に眠くなってしまう果穂。

以後、季節を思わせる歌詞が続きます。
・水着バッグも重たくなり
・落ち葉で埋まった遊歩道
・桜が積もる道も
・はっ はっ 吐息の白さ比べも
ここ、四季の順番がバラバラです。それだけ長い年月を過ごしてきた、ということかもしれませんし、想い出って「そんなこともあったな!」と順番はバラバラに浮かんでくる、ということかもしれません。

また、凛世の歌う「冬」を連想させる部分、吐息の白さ比べをしていたわけではないのですがイベントシナリオ「明るい部屋」のワンシーンを思い出しました。

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16.変わらなく続いてるよ 失くしたものないよね

彼女達はずっと騒がしく元気に放課後を過ごしている。それはずっと変わらないんだなと感じます。

前述の四季に関わるシーンを含めて、自然と自分の心の中にある放クラのアルバムをめくりながら聴いている気持ちになってきます。
智代子が「私たちって全然変わらないよね!失くしたものなんてあるのかな?」なんて語っているような。

17.いつの間にか~それでも先に行こう

先述の「失くしたものないよね」から続くこの歌詞、ニュアンスとしては「今」の自分へのメッセージに聞こえます。

アルバムをめくりながら過去の自分に「私たちは今でも変わらないよ!」とメッセージを送りつつも、過去の自分はつまり今の自分に繋がるものでもあるわけで。

気付かぬ内に変わった(失くした)ことがあるかもしれない。
それでも未来へ進もう!という力強いメッセージ…にも見えますが、「それでも」という歌詞から、やっぱりちょっと寂しいかも…という引っ掛かりも若干見えるような気がします。

18.空震わす花火の音 打ち上げ場所が何処か~

この花火を探す放クラの「ノリ」大好きです。
多分放クラはいつまでもこんなノリなんだろうな、と思います。

ここで私はクライマックスアイランドの歌詞を思い出していました。
「花火」という答えを探す彼女達。でも、仮に答えが見つかったとしても、どうしても見つからなかったとしても、答えを求めて見上げたり走ったり叫んだり…最後には笑ったり。そうしたこと全てが放クラの放課後なんだと思います。

そしてこれはこの曲を何度も聴いたり各種コミュを見返して思ったことですが、仮に最年少の果穂が20歳、最年長の夏葉が28歳になるほどの未来になったとしても、彼女達は絶対に同じことしてるだろう、ということです。

19.大人なんて言えはしないけど

15項に書いたような昔から続いていることや、見えない打ち上げ花火を追いかけること…大人とはとても言えない私達だけど、わかったこと、知っていることがある、と続きます。

この部分と続く20項の部分、
「よりみちサンセット」の時に「さあ行かなくちゃ」と声をかけてもらっていた果穂も、それを言えるぐらいに時を重ねてきたのかなと思うと本当に心に響いてきます。

夏葉について。

夏葉は5人の中で唯一、自分のことを「大人」だと表現します。
また、他者(果穂)から見ても夏葉はしっかりした大人です。
自分を大人と自覚しているからこそ、年齢差を意識したり、「放課後」の終わりを意識したり…

20項の歌詞の後、夏葉が歌う「そう笑って言える」が、大人としての優しさを含んでいるように感じます。

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20.日が暮れない魔法は無くて良いんだって~

「よりみちサンセット」の頃に
「時間が止まればいいのにな」と考えていた自分への返事のような。

あるいは「よりみちサンセット」こそがこの歌で言う「タイムカプセル」を表しているんだろうな、とこれを聴いている時に思いました。

前述の通り、この後に夏葉の歌う「そう笑って言える」と続きます。
この笑って伝えるところ、放クラらしい悩みへの相談の乗り方というか、本当に相談相手が(過去の自分が、あるいは想い出が)愛おしいんだなと、そう感じます。

21.想い出は未来が咲かすものだから~

「咲」

放クラの作詞を担当してくださっている古屋真が「夢咲きAfter school」からずっと歌のどこかに仕込んでいる言葉ですね。

『想い出話に花を咲かせる』

私はもうこれを聴いたときに、アルバムを囲んで放クラの5人が想い出を振り返って、やっぱり笑いながら、過去の自分たちへメッセージを送る…もうその映像が流れ込んできました。

続く「(凛世)愛し足りないこのままで(全員)We go」
前半では果穂が担当している部分を凛世が歌うことで、何か意味合いが変わってくるような気がします。例えば議論につまったときに、凛世が「迷えばゴー」と言うような。

放クラは「ゴール」より「ゴー」が似合っている。何かに到達してゴールするんじゃない、そのまま進むんだよって。イベントシナリオ「アジェンダ283」でも言われていましたね。

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22.(間奏:よりみちサンセット)

よりみちサンセットのメロディーが入っています。
この部分を聴くと意識が「よりみちサンセット」に大きく傾き、この曲は「よりみちサンセット」へ宛てたものなんだなと強く感じさせます。

既に多くの方がやっていることだとは思いますが、「よりみちサンセット」を聴いてから(あるいは数曲別の曲を挟んでから)「拝啓タイムカプセル」を聴くと、より一層感情が揺さぶられます。

23.~ずっとずっと忘れないよ

よりみちサンセットとの対比ですね。
ここを初めて聴いた時の感情を言葉にしたくてこの記事を書き始めたというのに、いざとなると言葉が出てこないものですね…

【よりみちサンセット 】
向いてる未来と同じくらい大事な今
時間が止まればいいのにな
「さあ行かなくちゃ」

【拝啓タイムカプセル】
時は過ぎるよ だからもう歩いてくよ
だけど大丈夫 この胸にあるから
「ずっとずっと忘れないよ」

拝啓タイムカプセルでは放クラのメンバーが順番に歌っていって、最後の果穂の「ずっとずっと」という語り…本当に何度聴いても心が震えます。

ふと思ったんですが、よりみちサンセットの「さあ行かなくちゃ」って誰が言ったんでしょう?「時間が止まればいいのにな」を歌ったのは果穂、「さあ行かなくちゃ」を歌ったのは果穂以外の4人…たしかにそれはそうです。

でも時間が止まればいいのにって想いはみんなあったと思います。
こうは考えられないでしょうか?

「さあ行かなくちゃ」を歌ったのは「時間が止まればいいのに」と願った自分より少しだけ先を生きるお姉さん。つまり、拝啓タイムカプセルが、よりみちサンセットに声をかけたとも言えるじゃないかって。
と、少し大げさに解釈してみました。

24.Dear my love タイムカプセル~

私の愛しいタイムカプセルへ…で始まるサビですが、
前半とは意味合いが違っているように思います。

「やっぱ第一志望一緒じゃないんだって」
「でもきっとねどんな未来も同じ歩幅で行く」


前半のサビは昨日の自分へ「大丈夫だよ!安心してね!」と歌っているように思いました。実際にこの直前まで「よりみちサンセット」を意識させるような歌詞でありメロディーでした。しかし、ここからは「今」から見た未来のことを語っているように見えます。

イベントシナリオ「アジェンダ283」にありました。
過去を考えることは未来を考えることに似ています。
過去の自分が進むことを迷うほどに「今」を恋しく思っていたのなら、
今の自分もやっぱり「今」が恋しい。

どんな未来であっても、放クラは放クラとして、同じ歩幅で進んでいくよ、ということがここで歌われています。
ここまでにあった「大丈夫だよ?」と安心させるメッセージは、実は今の自分に宛てた言葉でもあったのだと私は思います。

「拝啓タイムカプセル」は「よりみちサンセット」だけに宛てたものじゃない。遠い未来の自分たちへ、今の自分から送るメッセージでもあったんだって思いながらここを聴くと…やはり泣いてしまいます。

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25.未来を浴びよう~

ここも「よりみちサンセット」との対比ですね

【よりみちサンセット 】
橙色浴びよう さあ持って帰ろう
目いっぱい今度もいつも通りを咲かそう
小さな最高を一緒に探そう
Good day Good bye 手を振ろう
その笑顔に明日もHello

【拝啓タイムカプセル】
未来を浴びよう
It's my lil graduation
Yeah Here we go now
これからも想いも寄らない明日へ
さあ行くよこのままで Ho Ho

樹里のLanding Pointでありましたね。「人生のターニングポイント」はどこか?という話題。樹里は少しずつ変わっていって今がある、と考えているようでした。それって、日々小さな成長、変化、あるいはgraduation(卒業)を繰り返しているってことではないでしょうか?
これからも私たち、私たちのままで、「今」を進んで、「明日」へ行くよ!というメッセージかなと感じました。

26.(Smile Hi Cheese Say Hello)

曲の冒頭から少しだけ変わっていますね。
この部分、また彼女達は笑顔で写真を撮ったのかな?と思いました。

そして「明日」、あるいは遠い未来でその写真をアルバムで見て、
「今と変わってないね!」と笑い合うのかな。

きっとそうだよ。だって放クラなんだから。

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