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【シャニマス】「好き」に前のめりに

1.はじめに

283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE「我儘なまま」のDay1にて発表された情報から、私が感じたことを書いていきます。特に事務的光空記録について。

2.事務的光空記録

色んな情報がありましたが、まず私がひっくり返ったのがこの情報。「七草はづき」に焦点を当てたコミカライズ情報でした。

いや、だってこの絵柄……
Twitterで何度も見たことありますよ!商業での連載のご経験もあってシャニマスの二次創作でも有名な「あの方」でしょ!?

ただ、コミカライズ担当として紹介された方は「夜出偶太郎」先生であり、私の知らない名前となっていました。名義を変えたのかな……?作家の方が名義を変える事情を私はわかりません。でも何かしら変える理由があったということ。ならばここからは「夜出先生」と呼ばせていただきます。

そして私は「七草はづき」をコミカライズすることの難しさを考えていました。

3.「七草はづき」を考える

話が逸れますが、私は「寄生獣」という漫画が好きです。特に好きなのが、キャラクターの表情。

キャラクターがしゃべる言葉は、その人物の考えていることの一部に過ぎない。言葉以外の声色や表情やしぐさや……そういった部分でその人物の真意が見えてくることがあるはずです。

ですが、漫画で声色を表現することは難しいはず。もちろん叫び声などは強調したりすれば表現できるでしょうが、細かな声色は想像するしかない。だから、漫画家の方が描く表情やコマの中でのしぐさは現実以上に意味を持つことがあると思っています。

さて、ではここではづきさんについて考えますが。たとえば彼女がアイドルに「いってらっしゃい」を言うとして、表情とかしぐさとか、それは彼女のこれまでの人生全てを含んだものであってほしい……というのが私の我儘です。当然ながらコミカライズを担当される方には「明るい部屋」を含めたあらゆるはづきさんの関わるシナリオを読んでいてほしい。

コミカライズ担当としてそれくらいやって当然……かもしれませんが、そう単純ではありません。はづきさんは283プロの事務員。つまり、各アイドルのシナリオにも密接に関わってきます。

アイドルの基礎的なレッスンも担当しますし、ラジオ収録などに付きそうこともあります。そうなると、アイドルたちの成功あるいは失敗をプロデューサーと同じくらい、あるいは部分的にはプロデューサー以上に知っていてもおかしくないわけです。

だから彼女は嬉しくて叫ぶんですよね。

WING優勝後

だから……
オブラートに包まずに言うなら

「七草はづき」のコミカライズ担当の方には、全アイドルのシナリオを読んでいてほしい。

4.夜出先生

コミカライズに相応しい漫画家としての能力を持っていて、なおかつ「七草はづき」に関わる全てのシナリオを追っていて、さらに言えばできるならシャニマスのことを好きでいてくださっている方。

夜出先生は私から見て「相応しい」と表現して過言ではないと思っています。

シャニマスか、出版社・夜出先生か、どちらから話を持ち込んだかは私にはわかりませんが、本当によく繋いでくれたと思う。ありがとうございます。

連載が決まった夜出先生からのコメントがこちらです。

283プロダクションのみなさんの人生を愛しています。
はづきさんはもちろん、彼女たちが歩んでいく日々を
大切に切り取らせていただく思いで頑張ります。

https://idolmaster-official.jp/news/01_9015
【シャニマス】『アイドルマスター シャイニーカラーズ 事務的光空記録』

私はこれを見たとき、シャニマスの4コマ漫画を担当されているギミー先生のことを思い出していました。

5.前のめりに

こちらはシャニマス2周年を記念したインタビュー記事からの引用です。

ギミー先生も『シャニマス』、ひいては『アイマス』のことを好きでいてくださって、すごく前のめりに協力してくださっていたので、ここでやめるのはもったいないなということで、連載を続けることになったんです。

https://www.famitsu.com/news/202005/17198223.html
『シャニマス』坂上陽三氏&高山祐介氏インタビュー

ギミー先生も、ものすごく良い4コマを作ってくださっていて、そしてシャニマス・アイマスを好きでいてくれて……じゃあせっかくだしもっと!ってことで連載が決まったんだった。

夜出先生の連載が決まったのも、この前のめりの力だったんじゃないかな?あくまで私の想像ですが。思い返して見ると、環境省コラボも環境省職員の方の前のめりな企画で実現したんだった。ノクチルのポカリコラボだって、きっとそうじゃないかな。

なんか……

こういう、自分の好きなコンテンツが、「好き」の力で繋がっていくのって、私は好きです。

そして公開されたシャニアニのPV、灯織とめぐるの踊る所作の違い、表情の違い。その後のアンティーカのパフォーマンスも5人全員違うモーション。異様なこだわり。いや、さすがにコンテンツ愛ないとできないだろうって、私は思う。

またこうやってシャニマスが「好き」の力でもっと広がっていくといいなって思いました。

以上です。

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