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【シャニマス】パラコレ果穂という預かりもの

1.はじめに

これはシャニマスのガシャシリーズ「パラレルコレクション」にて小宮果穂のシナリオが公開されたため、その感想を書いていく記事となっています。

パラコレについて、事前に公式から次のような情報が公開されていました。

・「アイドルの if の未来が垣間見える」
・「中にはアイドルとは別の職業になっているアイドルも」

これら情報を受けて、果穂はまだアイドルを続けているのかな?何年後の世界かな?ヒーローについてどう思っているのかな?色んなことが気になっており、不安がなかったかと言えば嘘になります。

結論として、私はパラコレの果穂のコミュを読んでとても感動しました。涙を流しました。たぶん私は、嬉しかった。幸福だった。

大げさに言うなら
「これ、私宛てだ」

そう思った部分もありました。なぜそう感じたか?それを振り返ってみようと思います。

2.果穂の成長

まず単純に果穂が成長していたことが嬉しかったです。

小学生の頃は住んでいる地域での出来事を除いて果穂が一人で仕事に行ったりすることはありませんでした。それができるようになったり、呪文のような名前のジュースを注文できるようになったり、自分からSNSでの反響を確認したり……

2年の重みというか、時間の経過を感じました。

コミュの名前にある「63072000」は2年間を秒数で表したもの。パラコレの果穂は1秒1秒を積み重ねて今ここにいるんだなっていう……そう考えたら、「嬉しさ」のようなものがこみあげてきました。

そして、コミュの中で果穂が立ち寄った中古CDショップで私にとってちょっとした奇跡がありました。

3.2年後の私へ

果穂は時間つぶしに中古CDショップに訪れ、そこで放クラのCDが置かれていることに気がつく。そのとき、偶然にもとある客が放クラのデビュー曲のCDを買っていく……

ここで私はハッとしました。

「これ私だ」

自分語りになりますが、私は放クラの「夢咲きAfter school」がきっかけでシャニマスを始めたんです。私がシャニマスを始めたのは2020年5月15日。シャニマスのサービス開始は2018年4月24日なので、少し遅れているんです。

シャニマスが始まって、私が「夢咲きAfter school」を知るまで、ちょうど2年。そこから何度も何度も曲を聴いて、放クラとシャニマスに興味が出て、「始めてみるか」となって……

左上:2020.05.15

2018/04/12
小宮果穂 個人PV
使用楽曲:夢咲きAfter school

パラコレの果穂が過去の自分たちの活動を振り返っていたように、私もパラコレのコミュを通して自分の過去を見ているような……

過去の自分に言うことがあるとすれば、「夢咲きAfter school」に興味を持ってくれて、本当にありがとう。あれがなかったら、少なくとも私は今の私ではないと思うから。


アイドルの活動が時間を飛び越えて届くこともある。まるでタイムマシンみたいに、タイムカプセルみたいに。そんなことがコミュの中で語られていました。

私があの頃聴いた「夢咲きAfter school」はタイムカプセルにしまわれた過去の放クラからの手紙でもあったのかな。そんなことを考えました。

4.果穂の未来の未来

「アイドルとして、羽ばたいたその先へ―」

これはアニメ「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season」(シャニアニ2nd)劇場本予告からの言葉です。283プロの多くのアイドルが抱える課題でもあります。「羽ばたいたその先って?」という問いへの答え探し。


そして283プロの中で果穂は「最年少」ということもそうですが、ある特性を持っている子でもあります。

それは、幼い頃からの憧れのまま進み続けているということ。アイドルになってからの話ではなく、おそらく物心ついてすぐの頃から、ずっと。

だから、未来の果穂もその道を進み続けているのかな?ということがすごく気になっていたんです。それすらも未来では変わっている可能性があるので。


パラコレのコミュを読んでみて、進むと覚悟を決めた先へ羽ばたき続けるという果穂の姿勢が2年後も同じであったこと。それが本当に嬉しかったです。

パラコレ
WING

果穂は変わったけれど、変わっていない。今も、未来でも、果穂は進み続けていて、それを「これからも」支えていけるって考えたら、プロデューサーというロールを任された身としてこれほど嬉しいことはありません。


ふと思いました。パラコレの果穂はある意味で「未来からの預かりもの」のような存在かもしれません。アイドルという仕事をすることによって、ヒーローみたいにたくさんの人を笑顔にできる。その実感が2年間ずっとあったからこそ、パラコレの果穂が存在する。

もちろんアイドルではない道に可能性を感じてそちらに果穂が進むのであれば、それを応援したいという気持ちはあります。でも……やっぱりプロデューサーとしては、果穂がアイドルとして目指す先へ進み続けている間は、それを守り続けていきたい。逆に守り続けなければパラコレ果穂にはたどり着けない……と私は思います。

素晴らしい未来の可能性を見せていただけたからこそ……より一層、今の果穂を見守っていきたいという気持ちが強まりました。

5.おわりに

パラコレのコミュは【エクストリーム・ブレイク!】と強い繋がりがあります。

エクストリーム・ブレイク①
エクストリーム・ブレイク②

私は【エクストリーム・ブレイク】が大好きなので、パラコレのコミュを読んでいるときに凄く心が震えました。

2年後の果穂も誰かの「好き」を守るために頑張っているんだなって。


だったら、私は果穂の「好き」を守りたいな。守り続けていきたいな。パラコレの果穂に繋がるように。

いや……違うか。シャニマスの「今」の果穂は経験を積み重ねていけるんだから。未来から預かったパラコレの果穂という可能性を、もっとスッゴくすることもできるはず。そしたらその未来の果穂はさらにスッゴい未来へ進むことができるかもしれない。

そう考えるとワクワクしてきました。


今も、未来でも、未来のさらに未来でも、果穂が笑顔でいられますように。

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