【シャニマス】綺羅星ルックバックから果穂と智代子を考える
1.はじめに
シャニマスの放課後クライマックスガールズのシナリオイベント「綺羅星ルックバック」のコミュから果穂と智代子、そして放クラのことを考える記事です。ネタバレは遠慮せず行きますのでご注意ください。
今回は、考える……というより、振り返る、という意味合いが強い記事となるかもしれません。
2.「ちょこ先輩」の謎
放クラ結成直後の謎、果穂が智代子のことをなぜ「ちょこ先輩」と呼ぶのか。それが今回のシナリオイベントの中で明らかになりました。
先輩呼びって普通に考えたら上下関係を示すようにも思えます。しかし、この二人に限って言えばヒーローの仲間同士であることを示す呼び名だったわけです。
果穂がちょこ先輩って呼ぶこともそうですが、智代子が果穂のことを「果穂」って呼ぶことも、一つの奇跡だと私は感じていました。初対面では果穂のことを「果穂ちゃん」って呼んだんじゃないかなって。
「果穂ちゃん」が「果穂」に変わる奇跡を見ることができて本当に嬉しい。ありがとうございます。
3.全力で
放クラにとって正々堂々全力で!は普通です。メンバーみんな歳も違えば得意分野も結構違うけれど、対等。
その空気は、どこから生まれたのでしょうか?
樹里と夏葉の張り合いからでしょうか。智代子や凛世の対等であろうとする気遣いの一種からでしょうか。それとも……
私はこう読み取りました。
あの二段ベッドのじゃんけんから、全部始まったんじゃないかって。
綺羅星ルックバックのシナリオは、このじゃんけんから始まりました。これが放クラの、全力の、始まりだったのかもしれない。そう思いながらもう一度このオープニングを見ると、最初に見たときとは違う感情が生まれてきました。果穂が始めて、それを智代子が受け取って、そこから……
みなさんもよかったらオープニングをもう一度見てみてください。オススメです。
4.冗談だよ
シナリオイベントではありませんが、果穂をプロデュースする時のモーニングコミュで、私にとって印象深いものがありました。それは、果穂が四つ葉のクローバーを見つけた!と報告してくれた時のものです。
「もう来てるかも?」は、冗談を含んだ表現だと思いますが、果穂は「気づかないうちに終わっちゃった」とすごく残念そうにします。
このモーニングコミュから、果穂にはまっすぐに伝えよう、と私はいつも考えていました。果穂は言葉をまっすぐに受け止めるから。
今回のシナリオの中で智代子が「大人げない」と言われて、それを果穂は「自分のせいでちょこ先輩が怒られた」と感じました。このあたり、お笑いにおける「いじり」って、そのまま受け止めたら一種のいじめにも見えなくもないというか。
今回の「綺羅星ルックバック」の素敵なところ。とにかくまっすぐにまっすぐに果穂に伝えようと智代子が語るところ。
このあたりは「many screens」と近いものがありますね。お笑い芸人の方に悪意が一切ないとしても、「大人げない」という表現が果穂の心に刺さるものがあったのなら、それはやっぱり一つの真実というか。
果穂が心の中にひっかかるものがあったとして、それを自分から議論にもっていくのはまだ難しいかもしれない。だから、他のメンバーやプロデューサーがその部分は支えることで、一緒に考えていく。そして、ちょっとだけ放クラを取り巻く世界が変わる。この感じ、やっぱり好きです。
5.おわりに
「綺羅星ルックバック」は、“CANVAS” 03の新曲「全力アンサー」と繋がるものがあるのかもしれません。
【視聴動画】THE IDOLM@STER SHINY COLORS “CANVAS” 03
「もう決してないこの時?でも何度も会える」とか、フルバージョンで聴くことができる「いつか思い出すために全力でゴー」とか。
というわけで、私はシナリオの余韻に浸りながらCANVAS03をループ再生しようと思います。
ではでは。
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