見出し画像

『遅発性食物アレルギー』はある日突然に

こんにちは。ゆず胡椒研究家のあおさんです。

私は、柚子胡椒を使ったレシピの発信をしたり、柚子胡椒とはじめとする商品の紹介など、食に関する発信をしております。

↓『柚子胡椒マガジン』はこちらです↓

さて、SNSをご覧の方の中ではご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は軽度(?)の卵白アレルギー持ちです。

体調がよければ、加熱したものであれば食べることはできますが、生や半熟は絶対にNGです。

体調が悪いときは、加熱していても嘔吐や腹痛、下痢などの症状がでます。

これがわかったのは、今から6年前ですね。

健康診断時にアレルギー検査をすすめられて、検査をしたところ、発覚しました。

つまり、遅発性アレルギーです。

思い返してみると、幼少期からたまごかけごはんや温泉たまごといった、加熱されていない卵白を使った料理が大好きでした。

あと、釜玉うどんやカルボナーラも。

あっ、カルボナーラは卵黄か。

お医者さまからはこう聞かれました。

医『今まで、たまごを食べて体調が悪くなったことはなかったですか?』

私『うーん…あっ!中学生のときに、朝ごはんに半熟のスクランブルエッグを自分で作って食べて嘔吐して寝込んだ記憶があります。あと、半熟たまごのオムライスを食べたときに猛烈にお腹が痛くなったことがありますね。』

私『あと、インフルエンザの予防接種を受けると、その日の夜には必ず高熱が出ます。』

医『なら今にはじまったことではないかもしれませんね。これからは、命に関わることもあるので卵白を食べることは控えてくださいね。あと、インフルエンザの予防接種も受けないでくださいね。』

…ぴえん。

泣きそうになりながら、病院から帰ったのを覚えています。

インフルエンザの予防接種はどうでもいいとして(注射嫌いだから)、

たまごかけごはんも、温泉たまごも、釜玉うどんも、二度と食べることができないんだ。

絶望感に打ちのめされました。

それからしばらくは、たまごはもちろんたまごを使ったものを食べることすらも控えるようになりました。

それから何ヶ月かたった初夏のある日、とある飲み会の日がありました。

飲み会はコース料理で〆が、たまごかけごはんでした。

私『アレルギーもちなので、どなたか私の分を食べませんか?』

参加者『美味しいのに、勿体無い!アレルギーなんて気合いでなんとかなるよ。』

お酒もまわっていたので、勢いで食べたら、徐々にお腹が痛くなってきました。

そして、嘔吐。

参加者『本当にアレルギーだったんだ!なんで食べたんだよ!』

…お前が食べろって言ったからやろ。

その方とは、二度と連絡を取ることはありませんでした。

その出来事以降も、

  • アレルギーは気合い

  • 『たまごかけごはんを食べられないなんてかわいそう』とニヤニヤしながらいわれる


といわれることがあります。

笑顔で返しますが、基本的にはこう言ってきた方々とは二度と関わらないようにします。

遅発性アレルギーは今まで食べれたものが食べられなくなるという悲しみはありますが、人間関係の断捨離にも効果的でした。

まさか、遅発性アレルギーが人間関係のフィルターになろうとは。

軽度とはいえ、命に関わることを面白ろおかしく返してくる方々とは関わるだけ時間のムダでしょう。

所詮、人のことを思いやることができない人間ですから。

そして、今では卵白アレルギーとの付き合い方がわかり、体調がめちゃくちゃよいときのみ完全に加熱されたたまごか生の卵黄(卵白をしっかり切ったもの)をたまに食べています。

ちなみに、ラーメンは味玉のせが好きです。

こうやって発信することでいたずらされることがあるという話も聞きますが、基本的に信用できる人たちと信用できるお店でしか外食しないので。

人間関係を無駄に広げすぎないのも大事かもしれませんね。

最後に。

『たまごかけごはんに柚子胡椒は合いますよ』と教えてくださる方がわりと多くいらっしゃいますが、ぜひSNSなどで積極的に発信していただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?