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海苔メジナ用のアオサ調達 - 今日も釣れねえンだわ

 今日、近くの海公園に行ってアオサを大量にゲットしてきた。これをメジナの餌にするのだ。アオサをゲットできなかったらどうしようとか、あんまり取り過ぎて乱獲になったら良くないなとか、そんなことを思っていたがすべて杞憂で、海に到着すると下のようにびっしりとアオサが海面を漂っていた。

見渡す限りのアオサ

 アオサというと、味噌汁とかに入れるアレである。「これもうメジナに食わせるだけじゃなくて自分達で食うのもアリなんじゃないか?」と思ったりもしたが、調べてみると汚れを落としたり脱水したりを何度か繰り返す必要があるので意外と手間らしい。妻も東京湾で採れたアオサはノーサンキューって感じだったので、今回はやめておこう。どうも、旬は1月から4月くらいのようで、その頃であれば水温も低く夏よりはセーフティだと思うのでチャレンジしてみたいと思う。アオサの天ぷらなど非常にオツではなかろうか。

 それにしても、ここまで簡単かつ大量に手に入ると今まで金を出してアオサを買っていたのが馬鹿らしくなる。海面に所狭しと浮いているコイツに100gで600円も出していたのである。大麻かよと言いたくなるくらい、ぼったくり価格である。そりゃあ大学生が悪知恵を働かせて家で大麻を育てるはずだ。(そういえば最近この手のニュースをあんまり聞かないな)

 そんなことを考えながら、10分程度で8kg程度のアオサをゲットした。アオサは刺し餌として使う分には20gもあれば上等であるが、撒き餌にも使いたいので多めに取った。多分、これで数回分の釣行は余裕である。アオサを採ったあとはこれまた近所の精米機で米ぬかをタダでもらい、明日の釣り餌は確保。餌代0円のけんも釣法である。
 集魚剤も多少はあったほうがいい気がするが、釣れなかったら追加することにしよう。

 アオサで釣るメジナと言えば、冬の時期に釣るのが鉄則のようだが、俺が行く釣り場ではむしろ梅雨から秋にかけて、オキアミよりアオサで釣果が伸びるようだ。これも前の記事のグレプロに教わった。(ちなみにメジナのことを西の方ではグレと呼ぶようだ。グレはメジナの英名:Girella punctataから来ている模様)
 また、これもグレプロからのアドバイスどおり、浮力の強いウキ(5B)も調達したので明日が非常に楽しみである。

 餌代0円の釣法が成立すると財布にも非常に優しくなる。ワクワクで右脳が活性化し、「これで釣れちゃったりしたら、家計の足しになるんじゃね?」みたいな考えが再び頭をもたげはじめる。こういう取らぬ狸の皮算用は失敗への前フリになることが常であるが、俺はそんな根拠のないジンクスよりグレプロの経験と理論を信じる。俺は神秘主義者よりは進歩主義者でありたいと考えるので、オカルトで立ち止まることは許されない。進歩を止めるわけにはいかない。オカルトは今まで進歩によって打破されてきたのだ。

ミステリーサークルはUFOの仕業ではなかったし、天狗の仕業と言われているものも、多分天狗の仕業ではない

 UFOに攫われたと主張する人がいるが、それは一説によると、認知機能がバグった脳の作り出した記憶らしい。人は認知機能がバグると、今ある現状を説明するために、脳の無意識のシステムが蓄えてきた知識を元にそれらしい記憶を作り出す。例えば、目を見えないことを認知できない人は自分が失明していることに気づかず、相手の声などを元に相手の姿を想像し、脳内で映像化するようだ。これについて詳しくは以下の本を参照されたし。

エリエザー・J・スタンバーグ「人はなぜ宇宙人に誘拐されるのか? 」https://amzn.asia/d/4LRHzez


 話が少し逸れてしまったが、要するに釣りにおいて釣果を左右するのはオカルトではなく、釣り人たちの理論であろうと、そう言いたいわけなのである。この答えは明日の釣果によって明らかになるであろう。

 期待してもらいたい。(自信満々の顔で)

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