見出し画像

ヨーテル本レビュー

普段から仲良くさせてもらってるヨーテル君が本を出したのでレビューします!

冒頭にも書いていますがこの本はある程度麻雀の知識がある中級者に向けた本です。ですので初心者が見てもなんでそうなるか分からないと思います。

良かったところ

ざっくりしてる

最近の麻雀本って根拠を示すために細かいデータが乗ってることが多いのですがそういった物は一切ありません。ですのでめちゃ読みやすいです。ゲームの攻略サイト見てる感じですね。
麻雀のコンテンツでは読みを駆使して降り切るとか、一見通らなそうな牌を通すとか、そういったスーパープレーが人気ですよね。しかし実際に我々が同じ局面に遭遇することはまずありません。そんなもの見ても何の役にも立ちません。そんなものより頻出する盤面を絶対に間違えないことの方がよっぽど重要です。ヨーテル本は大まかな指針を示し、細かいところは自分で調整しろといった内容です。あっちの方に行けば強くなれるけど、正確な位置は示されていないというイメージです。

逆再生

鳴き読みに必要なスキル逆再生ですが、その具体的な手順を手取り足取り教えてくれるのが良かったです。これ難しいんですよね。

点数状況判断

よく点数状況で○○といったことを耳にしますが、それを丁寧に説明してくれています。これが刺さる人多いと思います。

ベタ降り

かなりのページ数を割いてます。ベタ降りを複数に種類分けしていて、使いどころを教えてくれます。斬新だと思いました。ベタ降りって降りるだけじゃないんですよね。

気になったところ

初心者には向けではない。

ある程度経験がある人でないとピンときません。

牌姿が少ない

私もnoteで戦術記事を書くことがありますが、
『これくらいなら牌姿を用意しなくていいかな』
とめんどくさがって牌姿を載せないことがあるのですが、ヨーテル君も牌姿用意するのめんどくさかったのかなーと感じるところが多々ありました。勝手に私が感じてるだけですがw
『リーチを受けて愚形3900聴牌で無筋を掴んだ』
って言われてもよく分からない人が多いと思うんですよ。だから世の中の麻雀本はもっと牌姿を出してほしいですね。作るのクソめんどくさいけど。

こんな人におすすめ

麻雀本読むの苦手

細かいこと書いてないのですんなり読めます。

実戦大好き

実戦が一番の学び舎だという人多いと思います。が、向かってる方向が間違ってると良くないですよね。正しい方向を向けます。

まとめ

麻雀本って引き出しが増えるものなんですけど、ヨーテル本は中級者のためのタンスです。このタンス持って麻雀すれば上級者に近づけるよ、引き出しの整理整頓は各自でやってねって感じの本でした。
麻雀で伸び悩んでる人はぜひ読んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?