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関係性の深層

分節化されたものの奥にはすべて相関があり相関が分節を生む。相関の重点は常に動いておりそのことが分節変質を生み分節を変える。人間の目から見れば、運、不運と言う見え方がある。あるいは、運気と言う見え方がある。それは、今相関のどこに力があり、どこが力がないのか、先程の相関の網目の中の重点が変わっているのである。相関の重点の動きが見えれば、人は運気に乗ることができる。その人に関わりのなかったものが実は深く関わっていたのだと気づいたときに運気の端緒をとらえることができると言う言い方もできるかもしれない。人が全体を捉えると言うのは二重性のあることでひと自体が運気の1つの結節点であるともいえよう。物象化と言う言い方も、全体の関係性の中からなぜ分節が生まれるかそしてその分節の現れ方の一面の原理を示しているのである。

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