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みんなが大切な 愛される存在なんだ♪

こんばんは♪ あおのみやこです。

今日も私のnoteを開いていただき
ありがとうございます。

とっても嬉しいです(o^^o)



今日は本当に寒いですね~

みやこがPC打ってるすぐ横に

大きい出窓があるため、
窓から入ってくる冷気と戦いながら、

ホットなnoteを書いて温まろうとか
わけのわからないことを言っている
みやこです。

(#^^#)

笑ってごまかそうとしている(;^_^A

ところで
みやこの長女は、助産師をしています。

この娘さん、すごい努力家で、

大学卒業時に
看護師と保健師の資格を取り、

別の大学の助産専攻科を受験して、

その後助産師になるという

親がみてもすごいなぁと
感心してるんですが、

この娘の仕事をみている中で、
親として、母として、人として

とても強く思うことがあって

お子さんを育てている

お母さんたちにお伝えしたかったので、

そんなお話をさせていただきますね

今日のお話は、---------------

●みやこの長女はMFICUの助産師の巻

●人間って奇跡の塊なんだよ!の巻

の2本です。


みやこの長女、既に社会人でして、

結婚もしております。

長女のおはなし、以前noteでお伝えしました。
良かったら見てくださいね♪
 ↓↓↓
『子どもの夢 私の思い』


職業は助産師。

地元の病院の、

産科に勤務しています。

しかも、産科の中でも、
特に大変なMFICU。

MFICU、ご存知でしょうか?

母体・胎児集中治療室といいます。

リスクの高い妊婦さんと胎児のための、
集中治療室なんですね。

「リスクが高い」とは、

妊娠、出産が母体または胎児
(両方のこともあります)

に、健康上の問題や合併症を悪化させることがある可能性が高い

そして、
最悪の場合も起こりうる

ということを意味します。


配属されてすぐは、大変でした。

そもそも、娘さん、
ナースにするにはちょっと心配があって。

感受性が強くて、
優しすぎる子なんですね。

だから、患者さんの思いを自分のものとして感じやすくて、

感情に呑み込まれやすいから

このお仕事、

そもそも勉強することや、実習でさえも
乗り越えられるかなぁ、

耐えられるかなぁって心配していました。

だから、命が産まれる現場で、

みんなに本当に喜んでいただける助産師になった時は、
本当に嬉しかったんです。

(命を見送る現場は、
今、みやこが携わっていますが、
いろんな感情が巻き起こりますし。)


それなのに、MFICU。

リスクが高い妊婦さんと胎児のためのICU。

当然、健康な妊婦さんと違いますから、
トラブルもたくさんです。

双子ちゃんなどの多胎児、

既に異常がわかっている胎児ちゃんもいますから、

予断は許さない状況です。

妊婦さんも、何らかの病気を

抱えていらっしゃいます。


このような厳しい職場で、
やって行けるのか不安に思いながら、

毎日出勤を見送っていました。


勤務して最初の頃は、

落ち込むことや泣くことも多くて。



毎日、亡くなった子の数を数えてました。

今日は△△ちゃんが亡くなったんだ。

昨日は○○ちゃんと、○○ちゃんが亡くなった。

その前は、なんとかちゃんだった…






ずーっとそう言いながら、

そしてお亡くなりになった妊婦さんのお名前も、

そっと呼んだりすることもありました。


うつになっちゃうんじゃないかと思う時もありました。


娘のせいで亡くなったのではありません。

医師もいますし、他のスタッフもたくさんいる中でのこと。


妊婦さんも、胎児ちゃんも

病気と戦わねばならない中で

起こったこと。


でも、助産師として
無事に取り上げることができなかった
という思いが

命を助けられなかった事に対する
責任感や無念さが


娘にのしかかってきました。


これは娘が乗り越えないといけないこと。

乗り越えるのは私ではないんだと
自分に言い聞かせて、

娘を見守りました。



というか、見守ることしかできませんでした。



非力な母です。


そんなことを自分の勤務先で話したとき、
それを聞いたスタッフから、
こんな風に言われました。


「〇〇ちゃん(娘の名)のこともびっくりだけど、

この医療が進んでいる現代で

そんなに赤ちゃんが亡くなるなんて知らなかった....」と。

ハッとしました。

私は、自分の娘のことで精いっぱいで、
そんなこと思いつきもしませんでした。

ほんと、そうだ・・・

私、なんの問題もなく、
4人の子どもを授かって

元気に出産しているのに、

こんなに毎日亡くなる命があるなんて・・・

しかも、この日本で。

衝撃でした。


よくよく考えたら、そうですよね。

毎日必死で生活することに一生懸命で、

そんなこと考えもしなかった。

でも、4人も元気に出産できたことも
本当にすごいことだし、

そもそも何も問題なく過ごせたこと。

私は普通と思っていたし。


妊娠は病気じゃないっていうじゃないですか。

だから、

当たり前のことと思って過ごしてきてしまったんですが、

健康な妊婦生活を送ることができたことも、
奇跡のようなことだったんですね!

そう思ったら、

今、ここにある命、

子どもたちの命も、私の命も、

私の周りの方たちの命も、

全部奇跡なんだと
強く感じることができました。

出会えたことも。生きてることも。


そしたら、粗末に扱われていい命なんて、
一つもない。

全部、大切な命なんだと感じました。


みんなが愛されて、
大切にされて当然の命なんですね。


言葉にしちゃうと、薄っぺらいですが、

娘の仕事に向かう姿から思ったこと。

そんな娘が誇らしく、
本当に頑張ってほしいと思いましたし、

支えてくれている周りの方に

本当に感謝しています。

今の社会には、
色々な理由でつらい思いをしてる方がいて、

反対に
人を軽んじる人がいたりと、

命を大切にしている人って

少ないような感じがします。

みんな、命は大切って

言葉では分かってるのに。


だからね。


自分の子どもたちにも、

周りの方にも、

今、これを読んでくださっている

あなたにも、

あなたの大切な御家族にも、

そして、自分自身にも


愛されて当然の命なんだよ

大切にされるのが当たり前なんだよ

って、伝えたくて、

このnoteをお届けしました。

------------

うちの娘さんの現在です。

いろんな経験をしましたが、
それでもがんばって勤務し続け、

娘はとっても強くなりました。

周りの先輩や、ナースに支えられ、

MFICUにいなくてはならない人に
なっていきました。

そんな娘の結婚式には、

たくさんの先輩や、同僚が来てくれて、

本当に嬉しかったみやこでした。


本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。





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