【整理】名前間違い3回ルール✴︎各登場人物の回数と細かいルール

黒青野は度々姿の見えない状態や他の人物になりすまし、相手が「青野以外の人物」だと思い名前を呼びかけると、黒青野は「⚪︎回間違えた」等と不気味な返答をする。

そして、初めて3回間違えたのが青野くんの弟、鉄平だ。黒青野は3回間違えた鉄平に指で首を切るような仕草をし、その途端鉄平は呼吸困難になり苦しみ始めた。
「殺すほどもらってない」「3回間違えたから話し合いは自分がつよいところから始まる」
と黒青野は言う。
この3回ルールの細かい設定と各登場人物の回数を整理する。

【鉄平】

3回

優里に出て行けと言ったシーン

①5巻64ページ
鉄平「はあ!?藤本か…?」
②69ページ
優里と黒青野の会話の後
「龍平なわけないだろ…っ!」
③69ページ
「おまえ藤本だな!?」

【藤本】

2回

優里と体育倉庫に閉じ込められたシーン

①2巻127ページ「はあ?もしかして内田か?」「青野の声でもねぇだろ 低すぎる」
②128ページ「青野なわけねぇだろ!!」

【優里】

2回

①6巻157ページ  四つ首様編、山の中にて
「もしかして蒼太くんなの…?」
②8巻59ページ 学校の昼休み
「藤本くん!あれ?ミーティングは?」

ルール①「青野じゃない」は100%アウト 

藤本、鉄平の「青野なわけない」は勿論カウントされる。

ルール②他人間違いは疑問系でもカウントされる

優里の「藤本くん!」という断定系はもちろん、
「内田か?」「藤本か?」「蒼太くんなの…?」など疑問系もカウントされる。

ルール③声に対しての指摘はノーカウント

流して読んでしまうと、どのセリフが間違いにカウントされるのかわからなくなる。特に藤本と鉄平は同じ3回なのでは?と最初は感じた。

藤本と鉄平のセリフを比較すると、藤本の「青野の声でもねぇだろ」はカウントされないようだ。
理由を考えるに、恐らく黒青野は他の人物の姿や声色に成りすますことができるため、そこに対しての指摘はノーカウントなのだろう。


【番外編】美桜

2巻47ページ
非公式だが、優里に成りすましたものが美桜の家を訪れた際、「刈谷さん?」と呼びかけている。
これに対して黒青野のレスポンスは無かったが、ここまでのルールを考えると、これも1回にカウントされるだろう。

【番外編】希美


希美は四つ首様編で子ども青野くんに会った際、「青野くん…?」と優里でさえ見抜けなかった正体を見抜いている。
それに対して「君は正しい」と子ども青野くんもリアクション。
優里、藤本がイエローカード状態になっている今、希美の力は物語の鍵になるかもしれない。


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