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99%のYesはNoであり、100%のYesこそあなたを導いてくれるものなのだ

イギリス人のチャールズ・デイヴィスとzoomで話していて、とても深い気付きを得たのでシェア

答えを考えるのではなく、聴くのだという事。
身体は答えを知っているので、100%のYesを既に知っているのだ。
しかし、即座に答えが出てくるものではない。

きちんと聴くために、スペースを空けるという事。それはムズカシイ事ではなく、雑念に邪魔されずに自分に集中できる機会をつくりだすという事。
自分の気を散らすようなものが周囲にありませんか?
テレビの音・ドアのきしむ音・気温は丁度良い?上着を一枚着たほうが快適?
それが解決できたら、自分の身体をリラックスさせます。座り方を工夫してみよう。背筋を伸ばして、手は軽く膝の上、足は両足とも床につける。すると、骨盤の歪みや背骨の歪みに気付き出すでしょう。それをそのまま感じながら、軽く目を閉じ呼吸を続けます。
目を閉じると、身体の感覚にもっと注意を向けられるようになります。ここが痛い・ここが少し固い。そして、他の感情や、不思議な種類の感情が動き出している事に気づくかもしれません。
少し深呼吸をしてみたり、少し優しく自分を認めてあげたりします。
"ああ、ちょっと悲しい気分だ "と。
深呼吸して。

Charles Davies / Very clear idea

スペースを空けてみよう。
心が平衡状態を感じ始めたら、問いかけてみてください。
“Is this what I need?” これは私が必要とするものなのか?
(人生の目的に関する問いだと思ってください)
YesかNoかで答えてください。99%のYesはNoを選んでください。
その1%の違和感は、身体があなたに何かを教えてくれようとしているのです。

Charles davies / Very clear idea

よくある失敗として
その1%に耳を傾けようとするとき、あなたをつき動かそうとする何かが沸き起こることがよくあります。
その沸き起こる感情は、不満であったり、夢であったり。焦りや勢いであるかもしれない。そして、そのことに注意を向けてしまうと、どんどん倍増するように感じることがあります。
自分がどれだけ現状にフラストレーションを感じているか、どれだけ夢を抱いているかを感じ始め、説明が始まるのです。
そうです、何もアクションを起こさずに我慢しようとするのはとても難しいことなのです。
まだ計画を始めていないこと。
不安を解消するために、今できることを探さないこと。
途中で出会うかもしれない出来事を秤にかけないこと。
そう、もう少しだけ我慢してください。あなたが明確にしたいことを時間をかけて慎重に定義してください。それだけに集中するように心を決めてください。
あらゆる可能性を持つ違和感を特定して、それらを一旦、脇に置いておくという作業をするのです。
そして、自分がそこにいることを本当に、本当に感じられるようになるまで、見つけたものと一緒にいましょう。
自分がそれを見つけ、それがどんなものかを知ることができるまで。
我慢することがいかに難しいか充分に分かっています。しかし我慢し続けるのです。
そして、自分がどこへ行こうとしているのか、何が必要なのかをはっきりさせることがいかに重要かを知ってほしい。
ただ耳を傾けることを自分と約束するのです。
行き方は気にしなくていい。
それは何の役にも立たない。気が散ってしまう。
どうすればそこに到達できるのか、その詳細がわかるのは、ずっとずっと後になってからかもしれません。どうすれば実現できるかを考えるのに時間を費やすことは、あなたの前に待ち受ける多くのステップのうちの1つに過ぎないのかもしれません。
そして何より、自分がどこに到達しようとしているのかが明確でない場合、それを実感できない場合、その行き方はあまりにも困難なものに感じられる可能性が高いのです。

Charles Davies / Very clear idea

どうすればそこに行けるのか、尋ねてはいけないということではありません。
どうやるか?を聞くことには、間違いなく価値がある。
ただ、今はまだダメだ。ちょっと待ってください。自分がどこに行こうとしているのかがまだわかっていないのに、どこかに行く方法を聞いても意味がありません。
街で誰かを呼び止めるようなものです。
こんにちは、道案内をお願いできますか?
良いですよ、どこに行こうとしているのですか?
ああ、まだ決めてないんだ。

Charles Davies / Very clear idea


現代人は、50%のYesでもとりあえず始めてみよう!と習う事が多いように思います。そして、走りながら修正しようとする。
困難に打ち勝て
自分を律せよ
率先垂範だ
このような言葉で50%を100%に近づけようとする。しかし、身体は既に知っているのです。その50%は100%にはならないという事を。

なので、メンタルが傷ついてしまったり、人生の意味を放棄したりしてしまう。
スタートは早く切らなくて良いのです。
それは仕事をしない、という意味ではありません。仕事をしながらも、自分の身体に聴いてみる事が何より大事なのです。


あなたの身体から発せられる1%の違和感を大事に抱き
急いでそれを解決しないでほしいと心から願います。

あなたは生まれながらに完全な命なのだから。

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