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ビジネスモデルをきちんと理解する事が、生きがいに完全につながるよね。というお話

みなさん、腕立て伏せって出来ますか?
顎だけピョコピョコ上下させる腕立て伏せではなく、身体全体を一枚の板のようにガチっと固定して、深く地面に着くように上下させる腕立て伏せです。

なかやまきんに君 ザ・きんにくTVより

これを見ていただけると、正しい腕立て伏せのやり方がイメージできると思います。

動画の中でもポイントを解説していますが、私が急激に腕立て伏せが上達したのは身体の使い方を意識した事です。

いわゆるコツを掴んだ、という事

私の場合、腕の力よりも肩甲骨周りの筋肉が不安定でした。デスクワークという事もあり、肩甲骨がガチガチに凝り固まっており可動域が狭い。よって、筋肉を使い切れていないという状況が発生していたのです。

私にとっての腕立て伏せのコツは、肩甲骨をがっちりとロックする事でした。腕立て伏せの上達の鍵が肩甲骨って凄くないですか?


そして、これって経営にも同じ事が言えるな〜って思ったのです。
なので、今日の本題。
良い会社を創りたいと思ったら、一番最初にやるべき事は、自社のビジネスモデルを完全に把握する事!ではないでしょうか。

・製造業(重工業・化学工業等)
・農業(漁業・林業・酪農業等)
・商品卸売小売業(アパレル・雑貨・家具等)
・飲食店業(外食・中食・内食等)
・建設業(道路・家・インフラ等)
・情報通信業
・運輸業
・金融保険業
・不動産物品賃貸業
・学術研究教育専門サービス業
・宿泊業
・生活関連娯楽サービス業
・医療福祉業
などなど、業種を細かく挙げたらキリがありませんが、世の中にはこのようなビジネスモデルがあります。

腕立て伏せと腹筋で使う筋肉(上達のコツ)が異なるように、ビジネスモデルごとに効果効率の測定場所(創造的価値を創出するコツ)が異なる。という事に、もっと意識を向けたほうが良いですよね。


特に、進化型組織に分類されるような、人間の生きがいを最大限に解放したい。という経営を標榜される場合、ビジネスモデルの把握は避けては通れない、というか、一番最初に確認してほしい箇所なのです。

例を挙げましょう。

【蕎麦屋さんを経営している場合】
世の中に創造的な価値を提供しているのは何かを把握する

当然、商品である蕎麦が価値である

それがより創造的な価値提供であるかどうか?何で分かるのか?

・新商品の考案数?
・新規顧客の来客数?
・既存顧客のリピート数?
・平均客単価?
・レジ横の募金箱の募金金額?
・お客様のインスタタグ付け数?

このように、何によって自分たちは創造的な活動ができているのか?のフィードバックを集めるうえで、ビジネスモデルの完全なる理解は必須なのです。

組織は、目的・機能・役割の3つを定義する事でアイデンティティを持つ存在となります。この定義付けを行わずに運営しているところが多いです。もしくは、定義していたとしても、資本主義的定義づけばかり。
(資本主義的定義づけ=売上・規模の拡大)

そうではなく、創造的価値創出のための定義づけが大事です。

株の売り買いのようにゼロサムな価値ではなく、世の中に価値を生み出していく、創造的価値創出です。

そして、創造的価値創出の基盤となるのが、組織の目的・機能・役割についての定義付けです。組織の定義付けはビジネスモデルの理解と同義なのです。


みなさんも是非、腕立て伏せのコツを掴むのと同様に、自社のビジネスモデルのコツを掴んでいただきたいと思っています。

もちろん、資本主義的コツではなく、生きがいが増幅されていくような、創造的価値創出のコツを見に行きましょう!

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