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ヘテロのふりをして生きるのがつらい。

私はヘテロセクシャルではありません。セクシャルオリエンテーション(=性的指向)の面で性的マイノリティー(以下セクマイ)とされる人間です。(唐突すぎますがお許しください。セクマイについて親切に説明してるnoteは沢山あるので割愛します。)

ヘテロじゃないなら何かと聞かれると「答え方がわからない」という感じです。あえていうならオムニセクシャルという性的指向だと思います。ただ、オムニセクシャルにも違和感はあります。そして、私は自分を表現する仕方が分からないし、名前がついていないので伝えることが難しいです。いつか詳しくnoteに書けたらいいな、と思いますが自分の中で考えがまとまるまで待ちたいと思います。

オムニセクシャルとは↓

ここまでが前置きですが、この後はただの愚痴なので寛容な心でお読みください。(もはや読まなくて大丈夫です。ただの愚痴。) 自分より大変な状況にいる人や性別違和を抱える人からしたら、ぬるい話だと思います。

世界はヘテロセクシャルを前提に成り立っています。セクマイを自認するまではそこまで意識していませんでしたが、自認した後は本当に世界が変わって見えました。

私は何人かの友人にオープンにしていますが、基本的にはカムアウトしてません。なので、私のことは異性愛者だと思われてるし異性愛者としての意見を求められる。もちろん、相手はただ”普通”の前提をもとに話を進めているだけなので相手に「異性愛者であること」を求めている、なんて気づいていません。

大げさに思えるかもしれませんし、実際私もそこまで気にならない事がほとんどです。でも、いつもなら気にしないこがどうしても気になるとき、ありますよね。最近はその、いつもなら平気、なことにやたら疲れる。

ヘテロのふりをしているのも、自分の中の異性愛規範に気付かされることも、”普通”に憧れてる自分にも疲れます。これが一生続いて、ずっとヘテロのふりをし続けなければいけないのかと思うほんとに。

(コミュニティに参加しようと思えばできるのに参加しない選択をしてるのが自分だというのも分かっているつもりです。また、大学生や社会人になると世界が広がりそうなのは想像できるのですが、現実味を持って考えられません。)

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