私のかわいい子猫ちゃん 11
軽いブランチを済ませると片付けるからといつもリビングのソファに誘導され、少し待っていて、とまた新たな紅茶が準備された。「ストレートもいいが、今日はミルクがおすすめだ」とほんのり温かいミルクポットがカップのすぐ横に並ぶ。シャルマンは続けて砂糖、いくつかのジャム、はちみつと思しき瓶と、甘味料はお好きにとでも言うように目の前に揃えてダイニングに消えた。
言われるがままにミルクと少量の砂糖を入れ濃すぎない味と香りを楽しんでいると、すぐに戻ってきたシャルマンがいつもの一人がけではな