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字慰

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字慰です。小説『赤』はここです。創作大賞感想もここ。あとは初期の記事と、振り返りなんかです。
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#小説

【字慰】僕の大好きな長編小説5選(読了目安12時間~)

つづきシリーズもの、僕の好きな小説。まず初めに5時間以内で読めるものから10作品を選んだ。…

青村春文
11か月前
34

【字慰】(6~12時間で読める)僕の大好きな小説7選

つづきシリーズもの、僕の好きな小説。まず初めに5時間以内で読めるものから10作品を選んだ。…

青村春文
1年前
56

【字慰】(5時間以内で読める)僕の大好きな小説10選

前々からこのnoteでよく登場するように、3つはパッとすぐに出る。問題は、その他7選について…

青村春文
1年前
51

彼らをヒーローにしてはいけない。でも、どうしたって物語性を考える。それは、物書き…

勘のいい人なら分かるはずだ。れいの事件についてだよ。でもね、前の7月の時もそうだった。と…

青村春文
1年前
14

一人称のSF。彼はただ、誰かの物語を書いただけだった。

どうですか?見出し画。著作権云々と問題は色々とあるらしいことを、いい歳して知りました。だ…

青村春文
1年前
12

まだ伊藤計劃を知らないあなたに。

どうでもいい補足として、下書き保存はあっけなくみつけた笑 ※前記事の話です(そちらから読…

青村春文
1年前
22

【小説】赤

「赤」それは血の色。光の三原色の一つ。狂気の色。  光のない窮屈な部屋で、今日も儀式のように傷をつける。慣れた手つきで、右手にカミソリを持って、左手に細く線のように、浅く、ただ、身体の中から、あの美しい、汚れなき私の血が流れ出したことを確認する。一切の光がないこの場所では、それを認識するのは痛みと、ほかは、左手の皮膚の上を、流れ伝う感触だけである。  なにも、はじめから信仰じみたつもりはさらさらなかった。が、癖になる快楽があった。たぶん、これをしていればそれだけで満足でき