青村 音音(アオムラ ネオン)

商用物書きから少し逸れて、生活に添わない創作に憑かれたのが2018年。溢れては無駄にこぼれていくことばの流れ、その川底に残ったものを剥がしては拾い集めて、を繰り返していたら、点が線になりました。少しずつ少しずつ、それらを積み上げていけたなら。感想をいただけたら幸いです。

『令月のピアニスト』13/13 駅ピアノ

こんなところにも駅ピアノがある!  札幌雪祭りへの旅道中、新幹線からの乗り換えで新函館北斗駅で降りたった際、構内のグランド・ピアノが目に止まった。 「弾いたこと...

アドボカタス『寡黙に飲む客』

『送信履歴』毎回読み切りのスピンアウト ~readerのボランティア 11~ ジュリ物語3 ワタシはreader。 読み上げる人。 訳あって、ボランティアでアドボカタスをしている...

『令月のピアニスト』12/13 自己満足のピアノを聴かれる心境

夏が終わり、秋も暮れに向かって急ぎ足になっていた。  年の瀬を迎える間際、公私ともにクソ忙しいのにマツは挙式を終えた足でハネムーンに旅立っていった。そのマツが、...

アドボカタス『頂の先に』

『送信履歴』毎回読み切りのスピンアウト ~readerのボランティア 10~     ワタシはreader。 読み上げる人。 訳あって、ボランティアでアドボカタスをしているの。 ア...

アドボカタス 『帰らないで』

『送信履歴』毎回読み切りのスピンアウト ~readerのボランティア 9~ ジュリ物語2 ワタシはreader。 読み上げる人。 訳あって、ボランティアでアドボカタスをしている...

『令月のピアニスト』11/13 泣いてなんかいないんだ

「ひとつ訊きたいんだけど」  王子で会った翌週、大久保のまた違ったベトナム料理店でぼくは粕賀に切り出した。 「なんですか、あらたまって」 「この前、人の名前だか名...