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広島湾岸トレイル<12> 瀬戸コース㉒㉓㉔㉕㉖
2022年4月30日
ちょっと怪我をしていたこともあり、間が空いてしまった。半年ぶりに再開。今回は、瀬戸コースを制覇する50㎞の長丁場。自分の体力的にもほぼ限界に近いと思われるので、無理をせずに、慎重に。
まずは、出発地点である音戸にできるだけ早く行かなければならないので、広島駅5時40分の呉線始発に。なんと、5時30分までは改札に入ることができず、こんなになっている。
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呉駅からバスに乗って、音戸大橋を渡ったところで下りて、出発地点へ。なかなか天気が良さそうだ。
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音戸の古い町並みを進む。犬の散歩をする地元の人達と挨拶を交わしながら、酒屋さんの角を曲がって、梵潮寺へ。
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このお寺から登山道に入る。以前来たときには、あまり整備がされておらず、なかなかアドヴェンチャーな感じだったが、今回はきれいになっていた。
尾根道まで上がって、古観音山を目指す。途中、大がかりな石垣の跡があり、かつてはそれなりに建物があったようだ。古観音山の木札、山頂より1つ手前のピークにあって、混乱していたが、本当の山頂に新しい木札が設置されていた。
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ちなみに、手前の偽山頂木札も残ったままになっているので、注意。
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古観音山から瀬戸島山へ。そして、防災道路に出る。防災道路と並行する尾根道を通るコースもあるが、ここも結構アドヴェンチャーなコースなので、先の長い今回は、防災道路を使わせてもらう。あらたな撮影ポイントを経て、早瀬大橋まで一気に下る。
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早瀬大橋を渡って、畑のわきから山道に入って(ここ分かりにくい)、舗装路に出る。時間を稼ごうと登りも小走りで進むが、かなり距離がある。そこここの絶景ポイントに立ち寄りながら、陀峯山へ。
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陀峯山からは大柿高校までの一気の下り。県道まで出た後、チェックポイントの大柿高校前のバス停まで走るが、野球部の高校生に次々と追い抜かれる。とても敵わない。時間も11時30分となったので、大柿高校前のコンビニで、お昼ご飯。ビールも欲しいところだが、ノンアルコールで我慢。
12時から午後の部スタート。さすがに午前中より足が上がらなくなってきている。それから、かなり気温が上がってきて、暑さも気になる。鹿川水源地公園までの登りがきつく、歩くことにした。水源地公園から真道山への登り、舗装路だけど、ここが実にきつい。歩けども歩けどもなかなかたどり着かない。周囲の景色があまり変わらないのもつらい。山頂への入り口を発見したと思ったら、そこから激長階段で、心が折れる。なんとか山頂へ。登ったかいがある絶景。
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山頂から江南方面へ登山道を下るのだが、この登山道は整備があまりされていないようで、危険箇所が多い。山頂からの入り口も、もう少し草が伸びると分からなくなりそう。そこここで道が消えかかっているので注意。慎重に下って、江南のチェックポイントへ。
ここからしばらくロードが続く。海岸沿いの道ではなく、山際の道を進むのだが、常に左手に海が見える道で、アップダウンも比較的少なく、気持ちよく進むことができる。
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途中、民家のところを曲がって、短いがなんとも不思議なコースに入る。なんとかハイキングコースという看板があった。こんなところを通る。
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第一術科学校を左下に見ながら舗装路を進み、小用港方向へ。港までは下りずに、「ホルモン」の赤看板から、古鷹山を目指す。この時点で、15時過ぎ。なんとかゴールできそうだ。
細い舗装路を登っていって、今回のコースでほぼ唯一といってもいい、本格的な登山道に入る。人気コースらしく、よく整備されているが、登りはじめてすぐ、自分の足の筋力がそろそろ悲鳴を上げ始めているのに気づく。とはいえ、ここで引き返すわけにいかないので、必死に力を振り絞り、なんとか古鷹山山頂へ。古鷹山の山頂には「クマン岳↑」の立て札がでっかく立っていて、一瞬ここはクマン岳かと思うが、そんなことはない。
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古鷹山からは、クマン岳へ縦走。下りて登ってだが、そこまできつい道ではない。なかなかバラエティに富んでいて、人気のコースなのがよく分かる。クマン岳山頂へ。今日の最後のピークに無事到着。だいぶ日も傾いてきた。
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あとは切串まで下りるだけ。とは言っても、予想外に距離があり、日も傾きかけているので、少し心細くなって先を急ぐ。明るいうちに、切串の町に入り、無事、港に到着。17時30分。7時20分に音戸を出発したから、お昼ご飯の時間を入れてほぼ10時間。我ながらなかなかよく頑張った一日。
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港で汗を拭いて着替えて、港の売店でビールとおつまみを買って、海を眺めながら至福の時を過ごす。
広島湾岸トレイルもあとは宮島を残すのみ(それと写真撮り忘れの極楽寺山)。もうひと踏ん張り。
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