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広島湾岸トレイル<11> 瀬戸コース⑲⑳㉑

2021年10月17日(日)

だいぶ涼しくなってきたので、湾岸トレイル本格再開。あまり登ったことのない山々の多い、瀬戸コースへ。

始発の呉線で、まずは出発地の天応駅へ。天応→上山→烏帽子岩山のルートは1ヶ月前に通ったばかり。でも、気温が下がったからか、涼しいし、何よりもクモの巣がほとんどないので、快適に進む。烏帽子岩山の頂上は展望がなかったように思ったので、頂上手前からどん亀岩方面に寄り道。岩の上で一休みしようと思ったら、朝7時前だというのに先客がいたので、ちょっと離れたところから眺望を撮って、気づかれないうちに登り返す。どん亀岩のちょっと上から。

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烏帽子岩山の山頂を通過。この先ははじめてのルート。山頂からすぐのところに眺望ポイントあり。早朝の瀬戸内海。

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烏帽子岩山からの下山道は、中国自然歩道だからか、整備された綺麗な道が続く。快適に下りていったが、湿地みたいなぬかるみが続くところもあるので注意。そこを抜けると、舗装路へ。

舗装路は「鳴滝」を通るのだが、どれが鳴滝だろう?かつては整備されていたのかな?

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さらに進むと、視線を感じた。

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焼山の町に下りて、大庭山に登り返す。大庭山神社の展望もなかなかだったが、チェックポイントの八畳岩はさらに奥。

ここに到着したが、八畳岩の標識もないし、八畳岩っぽくない。

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これは八畳岩じゃないので注意。さらに奥に進んだこちらが八畳岩。

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小雨が降ってきて、呉の町は朝霧の中。

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八畳岩からは、神山峠に向かう。途中までは、広くて整備された道が続くが、「中国自然歩道」の標識を突破して縦に進むところからは、かなり怪しげな道が続く。赤テープを慎重にたどる。峠に下りるところの急降も注意。

神山峠に下りて、祠の横(なかなか見つからなかった)の道を上がると、灰ヶ峰の尾根ルート登山口。山頂まで80分との表示に、闘争心がわいてくる。目標を50分と定め、おにぎり1つをほおばってエネルギーチャージして、滑りやすい登山道を一気に登る。登山口から30分で見覚えのあるドームが目の前に。35分で登り切って大満足。灰ヶ峰山頂からのお馴染みの景色。左側にこれから目指す休山。

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35分で登れたのだから、30分もあれば降りられる、と考えたのが甘かった。灰ヶ峰から上平原へ降りる下山道、下っても下っても続く、かなりの長い道のり。ようやく墓地がぽつぽつ見えてきて、舗装路まで出たものの、目標の浄水場がない。舗装路を降りれば浄水場に行くのは間違いなさそうだが、ここでズルをするわけに行かず、墓園の延々と続く階段を登り返す。

ようやく間違えた分岐に戻れたが、これは間違える。蛍光の塗料が塗ってある方の道は、本線じゃないので注意。あとで見ましたが、湾岸覇者facebookの「G&G+B瀬戸コースno20」レポ(10/4)でも、同じ間違えしてますね。墓園の階段の写真、あそこです。

無事、平原浄水場までたどり着くが山頂から1時間を要してしまった。呉の町中まで舗装路を快走して、お昼ご飯にしよう、と走り出したものの、本通り7丁目交差点から宮原1丁目までの道路も、まさかのアップダウンの連続。なんとか昼前に宮原1丁目にたどり着くも、かなりの疲労。

お昼ご飯を食べようと店を探すも、住宅街の中で店なんてない。最寄りのコンビニを探して、カップヌードルが昼食になってしまった。

コンビニで一休みをして、午後の部スタート。大ボスの灰ヶ峰を攻略したので、小ボスの休山はヒョイヒョイとこなすつもりだったが、なんと、この休山への登山道は、湾岸トレイル屈指のレベルの急登でびっくり。力を振り絞って、休山の山頂へ。

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休山からは音戸に向かって尾根道を進むのだが、緩やかなアップダウンが連続する気持ちのよいトレイルが続く。何故か人は少ないけど、これはなかなかの名コース。日佐護山を経由して、高烏山へ。山頂を過ぎたところの展望東屋からは、まもなくその役割を終えることになる日新製鋼の製鉄所を望む。

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あとは音戸まで下っていく。途中の高烏台公園からの音戸大橋。

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音戸渡船の渡し場がゴール。残念ながら廃止が決まってしまって、小さな「廃止」の札がぶらさがっていた。

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バスで呉駅まで戻って、呉駅の温泉でサウナを堪能。居酒屋で枝豆とビールで喉を潤してから、帰宅。

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