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2023年は副業として、2店舗のコーヒー屋を経営する所存です。

こんにちは、あおみどろです。
先日の記事で少し書かせていただいた、此処珈琲焙煎所が2店舗目を営業する予定であるというお知らせの詳しい記事になります。なぜこんなに小さな弱小コーヒー屋さんが、2店舗目を準備するに至ったのか、またどのようなお店を作り上げるのかについて軽くまとめていきます。良ければお付き合いください!!

滋賀県 大津市

2店舗目は滋賀県の大津市に開くこととなりました。大学生の頃に開業した1店舗目は彦根市ではじめたので、彦根と大津、一応滋賀県の北と南の主要な都市でやる感じです。といっても滋賀県なので、お察しの通り、自然豊かな人の少ない街ですが(笑)

コーヒー屋さんもいくつかあって、最近のスペシャルティコーヒーを扱うお店もあります。なので、ぼくがお店を出すとなるとどのようなコンセプトで勝負していくのか、なかなか悩みものです。頑張ってただいま計画中でございます。この計画段階が異常に楽しく、しかし現実とのギャップに悩む非常に辛い時期でもあります。

なぜ大津で2号店をすることになったのか、その経緯は後程長々とした文章で載せてますので、ご安心ください。興味のない方はおそらく多いと思いますので、2号店の準備と1号店の反省点を先に挙げておきます。

2店舗目の準備(工事)

改装中の店内

前回、大学生の頃に開いたお店はDIYでほぼすべてを仕上げました。もう、それはもう、つらい日々でした。思い返すと楽しいですが、戻りたいかといわれると決してそんなことはありません(笑)

しかし、今回の大津店は工務店の方に工事をお願いしておりまして、ぼくは見ているだけという感じです。平日はサラリーマンとして働いており、土日はほとんど彦根のお店に幽閉させているぼくが工事をしている暇はなく、寂しいですが知らないところで着々と準備は進んでいます。

カウンター

この奥が厨房で、カウンターを挟んで客席。いや、ほんとにプロの方の工事はすごすぎます。ビス打ちはきれいだし何もかもが美しい。自分で一度経験しているからこそわかる神業です。正直DIYをしたことがなかったら当たり前じゃんと思ってしまっていたかもしれません。経験って重要ですよね。

2店舗目の準備(備品)

お店を始めるとき、敷金礼金といった初期費用と、工事費については非常に大きな出費となることは明白ですが、備品類をそろえることもチクチクと痛手になってきます。考えてください16座席のお店に一脚3000円のコーヒーカップを用意すると大体25脚くらい。しめて75000円です。こんなペースでスプーンやお皿、フォークにグラス。ね、結構でしょ(笑)

オリガミカップ

コーヒー屋の顔。コーヒーカップはORIGAMIさんのカップに決めました。彦根店とおそろいです。やっぱりこの色鮮やかでいて安っぽくなく、そしてかわいいカップは現状ぼくの理想です。

イイホシユミコさん

お皿は少し新たなイメージでイイホシユミコさんを採用。結構お高いんですが質感がよく、手仕事なので一枚一枚表情が違います。プリン用とケーキ用とランチ用と3サイズ購入。破産寸前です(笑)

なぜ2店舗経営に至るのか

さて、ここまで読んでくださったかたがもしいるとすると、おそらくなんで2店舗目を始めることができたのかという経緯が気になってくださっているのではないかなと思います。此処珈琲焙煎所はもちろん皆様のおかげで黒字経営ではあるものの、たいして大きな利益が出ているわけでもなく、あくまでも趣味の延長というニュアンスが強そうに思ってくださっている方が多いでしょうし、2店舗目なんてはじめて大丈夫なのかと疑問でいっぱいかと思います。

大津店は大学時代にお世話になった方からの打診ではじまります。コミュニティカフェのようなものを新しく作る施設に誘致したいけれど、いいひといるかなぁ。その言葉からです。次の瞬間には、ぼくがやりましょうか?と反射的に答えていました(笑)

知っています。カフェ経営が甘くないと。コーヒー屋さんなんて所詮食える仕事じゃないよ。ぼくからすると芸人目指すとかそういうたぐいです。自分でやっていても思います、なかなか芽が出ない自分の才能のなさに悩み、苦しみ。けれど2店舗目をやることを決意しました。

これには打算的な、ぼくの少し下心もあります。まず、不動産屋さんに自分で契約に行くのではなく、もうスペースのある所に出店するため、初期費用がびっくりするくらい安くつき、利益が出た場合投資の回収が早いという点。それから様々な団体がかかわっている事業なので、関係者が多い分自分ではリーチできなかった顧客にリーチできる可能性があること。最後に2店舗やっていると凄そうに見えるということです。

最後の「2店舗やっていると凄そう」ってめっちゃバカっぽいですよね。けれど実際に個人店でコーヒー屋さんで2店舗経営している人って本当に少ないんです。これはコーヒー屋さん特有ですが、店主さんにお客さんが付くことから多店舗展開しようとすると「でもこっちのお店はあの店主さんじゃないもんね」となりかねないため、非常に難易度が高いからです。そこで2店舗やっているというのはまさに他店との差別化であり、ここの信頼から今年は卸販売にも着手できればと企んでいます。

まとめ

ということで3月から大津で此処珈琲焙煎所も2号店が始まります。ひょんなことから始まったいお店はついに2店舗へ。心中以上に複雑怪奇なりで、眠れないほど心臓の音がうるさいですが、そのあたりのことはまた後日。眠れないのはうそです、ほんとは爆睡ですから(笑)では寝ま。。

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