上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花【マンガ】【エッセイ】

こんばんは。安定しない天気と湿度で必要以上に疲れてている気がする。天気もあつさもさむさもいいんだけど、湿度だけはもうちょっと下がってほしいなぁ…

今日は『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』を読んでみた。

ゆりっぽいマンガは無意識的に避けていたんだけど、仲の良い友人が絶賛していたので読むことに。数ヶ月読みたいものリストに放置していたことを後悔するくらいにはよかった。

感覚が似ていることを理解している友達のおすすめはさっさと読めと改めて実感する太郎。

上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花

あらすじ

上伊那ぼたんは20歳の大学生。
入った寮の歓迎パーティで寮長のいぶきにハイボールを飲ませてもらうと酔った勢いでいぶきに絡み始めて・・・?
酔っ払いいちゃいちゃガールズコメディ!

ぼたんの人たらし性能といぶきの友達すくなまっすぐな言動と、周りの女たちの言動と心情をの揺れ動きがとにかく刺さった。本当に悪い女しかいない(褒め言葉)

イラストや表情に色気をとても感じる。あと、服の設定がしっかりとされていて、毎回女の子たちの違う私服がみれるというのは手が凝っていて見ているだけで楽しい。

特筆すべきは表現力だろうか。表情などイラスト的な観点はもちろんなんだけど、文章言葉選び(マンガなので吹き出しだけど)に学を感じた。

もちろん、知識的な観点は調べながら書いているのだろうけど、現代における知識・学とは"それを引き出す能力"だと思っているからその引き出しの数の多さを3巻までの時点で感じる。

最近はドーンと設定マシマシこってり作品よりも人間性・関係性の作品に惹かれるようになってきた気がする。自分がジャンプの青春マンガが好きだったのって恋愛的な側面より人間関係の揺れ動きが好きだったんだろうなって今思っている。

またマンガ読んだら書こうと思います。人間の心情と揺れ動きでドキドキできる作品があれば教えてください。

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