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誰でも当てはまることを口にしたいとは思えない【エッセイ】

今日はつい先程まで『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』を見ていた。圧倒的な映像出力で見るものを魅了するって印象を得た。オタクが圧倒的にすすめていた理由がわかった気がする。

ただ、説明がガッツリ抜け落ちて演出から読み解かないといけないシーンが多くて、現代ウケするのかなーとは思った。現代は説明しすぎるほど説明するみたいな話もよくあるし、若人の感想も気になるところ。

誰でも当てはまる

「ハマったらそればっかりで興味がないことはあんまりできない」「初めての人と話すのが苦手で仲良くなったらよく話します」この2つって常套句だけど、あまりにみんなそれを言うので、もうなんにも意味ないじゃん。って思い始めている。

「ハマったらそればっかりになる」にも度合いがあって、これのリミットが外れている人間が界隈で上位になる。

自分も大概リミットが壊れているタイプの人間であったものの、やはり自分の上を知っているせいで、「ハマったら強い」みたい話もしたくなくなる。なぜなら自分より上がいるから。

初対面の相手と話せないに関しても同様に自分より全然話せない人間を知っているからわざわざそういうことを言わない。

自分は人より〇〇が得意、上手、できる、好きと言うことができない。自分がポケモンうまいと言っても自分よりうまい人間なんてごまんといる状況でわざわざ人にそういうことを言う気にはならない。人より文章はうまいかもしれない。

でも自分より上がいくらでもいることを知っているから誇れるところとは思えない。

勝負事…だけじゃなくて、なんでもその道をいくのは"登山"で、登れば登るほど次の高い山が見える。次の高い山を超えるには一度降らないといけないことも結構ある。

バドミントン、カードゲームいくつか、ポケモンVGCなどいろんなジャンルで人より少しだけこだわって登ったからこそ、見えちゃったから、どんどん生きづらくなる。自分を狭めているのは自分だけど、この生きづらい生き方をしているからこそ見えてきたり楽しいこともある…とは思っている。

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