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慶應通信、卒論3年目はじまる

青豆です。今日は午後から慶應の図書館にこもって、勉強していました。

昨夜、卒業論文指導教授の特別指導で。

今回は卒業論文を大学に提出できるか、そしてこの秋に卒業できるかが、ほぼ決まる…という超重要な指導だったのです。

もしかしたら提出できるかもしれないということで、前回指摘された修正ポイントを、ギリギリまで直して、先行研究も追加して提出しましたが…

結果は、残念ながらまだ提出できるレベルになっていませんでした。 


慶應通信は、卒論必修なのですが、先生が求めるレベルに達していないと判断されると、提出許可が出ません。提出許可が出ない限り大学には提出できない仕組みになっているのです。

そのため、卒論だけで何年もかかる方も沢山いらっしゃいます。

青豆も卒業論文指導がはじまって2年。

最後の1年は絶対に卒論だけに集中しようと、単位は全て取り終え、余裕だと思っていたのですが…

実際に卒論指導がはじまると、自分が思っていた、はるか上のレベルの研究が求められていることがわかり、ちょっと愕然としました(笑)

書いても書いても、これはまだあなたが本当に言いたいこと、研究したいことじゃないですね、と指摘され…。

そして確かに「これは本当に自分が書きたいことなのか?」と自問自答する日々。

そんななか、やっと出会えた問いとテーマで、これなら論文を書いて良いと先生から初めて許可をもらえて、大きく研究テーマを変更したのが昨年夏。

そこから、本当に頭から煙が出るとはこのことか!というくらい研究して、限界超えて倒れたりして(笑)また研究再開して…

この春、やっと全体が書けて、ついに提出できるかもしれないというところまで来ましたが…だめでした。

というわけで、卒論3年目突入〜!!
ほんと大変ですねー😂


青豆が今回気づいた課題は、「学術論文をちゃんと読んでいない」ことです。

学術論文には学術論文の形式があって、青豆はどうもそれがうまく構成できなくて、一本の道筋にならない。バラけてしまうのです。

私の中に、論文の書式がインプットされてなかったことも、論文として不適格だったところかなと思います。一見すると、論文ぽい書き方に見えますし、個別のパラグラフは成立しているのですが、全体がチグハグになっており、、、

たくさんの論文を読んで書いてこられた研究者の先生たちには通用しませんね💦

先生からの「もっと論文を読んでください」というお言葉も、何度も聞いてるはずなのに、ちゃんと読んでなかったなぁと反省しました。

特に指導教授の論文をもっと読まないといけないなと心から思いました。

ただ、「これが普通の本ならよいし、面白いです」「せっかくここまで書いたのに今出したら本当にもったいない」と、先生が卒論指導だからというよりも、一人の研究者として言ってくださった気がして、そこはとても自信になりました。私の研究は、取るに足らない、ひとりの通信生の卒業研究にすぎないけど、でもこれが何かにつながっていくんじゃないかと、そんな気もしています。

なにより、こんなにお世話になっている先生に、中途半端な論文で、しかたなく許可を出させるのは、申し訳ないなと思いました。

だから、昨夜は先生にハッキリ言われる前に、これはダメだとわかり、自分から「もう少し研究継続しても良いですか?」とお願いしたのです。先生もそのほうが良いと言ってくれました。

次の目標は、ちゃんと論文として認められるものを書いて、先生がこれなら文句ない!良い論文だと言っていただけるようなものを書くこと。

そして、胸を張って大学卒業すること❣️
慶應通信の卒業率は5%前後だとよく言われますが、高卒の場合はそれよりかなり低いみたいで、確かに私が知ってる卒業された先輩のほとんどは大卒の学士入学の方たちです。

だから、青豆が高卒から慶應通信を卒業できたら、面白いなと思ったのです。

別にいまさら大学を卒業したからっといって、就職するわけでも、なにか資格をとるわけでもなく、純粋に学問したいというたんなる自己満足ではあるのですが(笑)

でも、ここまでゼロから挑戦して、おそらく2千冊は本を読んだと思います。あきらかに自分の内面も変わった気がします。学業の間にコロナがきて、離婚して、引っ越して…不安定な時もあったけど、学問のおかげで楽しかったです。

鑑定やホテルのお仕事もはじめて、学びの仲間や友人に支えられて、人生が本当に変わりました。


だから、色々ご事情があって退学された、たくさんの同志たちのぶんも、青豆はがんばりたいのです。どんなに難しくてもあきらめない、やり続ける、これが自分の人生前半はできなかったから、慶應通信は続けて絶対卒業するって決めたのです。

そして…もし叶うなら、この論文をどこかに発表できたらいいなと思います☺️

青豆の論文を読みたいと言ってくださる方もいるので、面白いかどうかわかりませんが、なんらかの形で読めるようにできないかな?と思います。

卒業論文なので、どういうことが可能なのか分かりませんが、そのうち先生にもご相談してみようと思います✨