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方位と開運カラー(算命学の場合)

開運の方位や色はありますか?と聞かれることがあります。

実は算命学には、物理的な吉方位も凶方位もありません。宿命の陽占の東西南北(+中央)で、どこの星を使うと良いかは見ていきます。もちろん全部使いますが、上手く使えていないものをどう使っていくと開運するかなどを見ています。

使うと良い星、使えていない星、使うべき星を総合的に見て、何をするか?何をやめるか?これを読んでいきます。

たとえば、北の星が使えていない人がいたら、その星の要素を使っていくと宿命が消化しやすくなる。
でも北に行くとよい、とはならないのです。

 

開運カラーも、同じです。色は、陽占の場所、八門法の五徳、干支の五行と星で見ています。


陽占(人体図)で見る方位と色


八門法で見る五徳と色


干支と星の五行で見る色

はい、全部が重なるんです、大混乱ですね(笑)

五徳で考えてみましょう。
五徳には、福寿禄官印があります。

青豆の場合、官(名誉)の五徳を最も消化しなくてはならない宿命です。その次が印(知恵)と禄(財)です。官は西で白、印は北で黒、そして禄は東で青です。

白と黒は日常にあふれており、自分としてもよく使う色なのでそれほど意識する必要はありません。一生懸命勉強し、人のお役に立てる生き方をしていくと宿命消化できます。官と印は守護神です。官は生き方によっては忌神と守護神の両方の面を持ちますが、印(知恵)は完全な守護神です。だから、使おうとすると使いやすいのかもしれません。
※使わなければ全く守護神は発動しません。

しかし、問題は次。禄(財)です。これは青豆にとって完全に忌神の火性から出る星、五徳になります。

火性から出る星?じゃあ色は赤なんじゃないの?


はいそうなのです。これが、算命学の難しさのひとつで、火性は赤なのですが、青豆の五徳に変換すると…なんと青に変わります( ;∀;)

ややこしいです、学び初めの頃は本当に混乱しました。今も時々混乱します(笑)

火性は青豆にとって、禄であり、忌神です。苦労が必要な五行なのです。苦労してお金を稼ぐ必要があります。そして、青豆の主星と配偶者の場所の星もこの火性から出てきた財の星です。忌神の火性が財(お金、魅力)に変わる、そういう宿命なのです。


もうひとつ。
水属性の青豆は、流れ先に木性(青)が欲しい人でもあります。木性は守護神ではないのですが、水は流れないと腐ります。青豆は水源の金性(印)が強い宿命なので、ちゃんと勉強していれば水が枯れる心配はありません。
しかし、水が流れないとそれはそれで大変です。流れ先の木性(青)は、五徳では寿(赤)になります。何かで伝達しなくてはなりません。

その寿は、禄(青)を生じます。

青の木性が寿(赤)になって、禄(青)になる…

ちょっと意味不明ですねとツッコミたくなるかもしれません。技法や見方が非常に複雑なのです。

算命学って、どこから見るか、どのレベルまで見るかで、全く違う意味になります。宿命は全体で見ないと本当には伝えられないのです。

助けになると思ったものが全く助けにならない場合があったり、逆によくよく読むと、良い方法が見つかることがある、とても面白い学問です。


青豆は、財運が強いですが、財にはあまり固執しないほうが良い宿命です。商売とかやらないほうが良いんです。

しかし、読み方によっては商売をやると良いと出てしまいます。確かにそれはそうだけど、それが天職ではない。お金儲けに走りますと、苦しむ宿命なのです。それでいて、この財の忌神は消化しないといけません。

どうすればよいかというと、苦労してお金を稼げば良いです。絶対に楽して稼ごうとしてはいけません。鑑定も楽ちんに、手軽にやろうとしてはいけません。

鑑定書無しで30分3万円とか、1回30万円とか絶対にとってはいけません(笑)
そうでなくても、あまりにも効率よく稼ごうとするとだめです。青豆がそういうことをやると、運が落ちていきます。

だから、一人の鑑定書作りに3日かけます。目に見えないものを目に見えるものに変換します。

そして、青豆は誕生しました。
青はこの五徳の禄です。方位で東、東は春ではじまりの方角なのです。お客様の人生の再出発になるように、という願いも込めています✨

算命学における開運カラーとはこのように、色々複雑です。
その人が何を上手く使えていないか?何を使わなければならないか?守護神、忌神、五徳、主星など色々考えて、算出します。

でも、色自体は別にそれほど重視していません。何をやるかのほうが大切だから。

それでも、自分のテーマカラーを持っておくのも良いかなぁと思います。青豆は、もちろん青です🩵


鑑定をお申し込みの方で、開運カラー知りたいというかたは、鑑定の時におっしゃってください✨