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世界一周 雑感②- 週末の振り返り(2024年6月16日)

そろそろ世界一周の旅に出て2週間になります。あと少しで折り返し地点と考えると早いように感じます。

最初にシンガポールに行き、インド、フィンランド、エストニア、今はスイスにいます。ヘルシンキから想像以上に物価が高く、日本との差は何なんだろうか?と真剣に考えています。特にスイスはすごい。移動コストもだいたい1.5-2倍ぐらいしますし、食事も体感で同じくらい。水も500ml の水でだいたい500円~600円ぐらいします。タクシーも10分乗っているだけで、4000-5000円。

色々と調べると人件費が高いことや輸入関税の要素が大きいようですが、ブランド力や生産性の高さも一つの理由なのでは?と思っています。また、スイスではガイドの地位が非常に高い。特に山岳ガイドの地位は高く、たまたま行った日はガイドのフェスが開催されていました。ツェルマットというリゾート地の中で重要な存在であることを高める場だなと感じました。

観光の仕組みを面白く、スイストラベルパスというものもあります。その中に、Half Fareという1ヶ月のパスがあり(1ヶ月で2万円くらい)、それを使うとあらゆる移動手段が半額になります。その存在を知らなかったこともあり、余計にお金がかかってしまいました。ツェルマットのゴンドラ等にも有効。

今日行ったツェルマットのブライトホルンは4000mの登山で、グループツアーのガイド費用に1人4万円。そこから交通費で往復2万(Half Fare使用すると1万)、レンタルを含めると7-8万円くらいします。日本に置き換えるんであれば、富士山の登山でしょうか。Get Your Guideでみると2日で7万弱。ツェルマットの基準から考えると、もう少し上げられるのだろうと思います。

サービスの内容と価格、どんなお客さんがどういうモチベーションで旅のアクティビティに参加するか。それを体感するとてもいい機会だなと感じています。


また、今週は先週に引き続き、仕事について考えていました。離れる分、客観的に自分自身や会社を考える時間になっています。

特に考えていたことは、「どうしたいか?」「意志」ということは何なのかということ。自分の中では実現したいビジョンがあり、同時に能動性があると思いながらも、相手からしてみたら、そこに思いやりや熱量がないように捉えられてしまったことがありました。

どうしたいか?の中に含まれるのは
・最終的に到達したいゴールに対して、適切なマイルストーンか。
・前提、チームやクライアントがその言動を聞いてとう思うか?前向きになるか?迷わないか?そこに思いやりはあるか。独りよがりになっていないか。
・自分自身頭を使って、かつ行動できているか。またそれがわからない場合は、わからないとちゃんと伝えているか。
・わからないまま、ふわっとさせて誰が考えてくれる、やってくれると思っていないか。
・その「どうしたいか?」の意志がステークホルダーに適切に共有されているか?

というのが自分の中で挙がりました。自分自身がやりたいだけではだめで、周りが納得して推進力が生まれることが必要であり、口でいうほど簡単ではないです。ただ、このあたりが宙ぶらりんのまま、相手にボールが渡っても、物事はうまく進まない。「どうしたいか?」の先には責任があり、その責任が大事な介在価値であると。そんなことを痛感した一週間でした。頑張ります。


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