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気付きと平静さ - 週末の振り返り(2024年5月12日)

4/25-5/6まで千葉県にあるヴィパッサナー瞑想のセンターで修行をしてきた。その間は一切のインターネットに触れることができなかったので、このnoteの更新も2週間ほど止まってしまった。

ヴィパッサナー瞑想に関する体験はまた後日詳しく書こうと思うが、とてもハードだったとの同時に、最高の体験だった。10日間というと長く感じるが、365日の10日間と捉えると、3%ほどになる。いかに自分の人生が選択の連続であるか、というのを感じる。この時期にこのコースに入ることができて本当に良かった。

ヴィパッサナー瞑想の考えに、気づきと平静さという考えがある。両輪や両翼のような考え方で、どちらがかけても前に進まないし、うまく飛ばない。自分が今こういう感情になっている、というのに気づき、それに対して平静に観察する。観察し続けることで、自分の嫌悪や渇望から解放されるというものだ。

この一週間は、毎日のように朝30分〜1時間近く瞑想をした。残念ながら、1日2時間はできていないけれど、やはり瞑想をした時とそうでない時では、集中が変わる感覚がある。同時に、体の意識に敏感になった。肉を食べた翌日は、意識の巡りが悪くなる。ヴィパッサナー瞑想修行コースでは、肉や魚は一切出ず、昼以降の食事は出ないのだけれど、あの時間割は、自分自身の平静さや明晰さを保つためにも有効なんだなと一週間経って気付いた。

瞑想をして、すっかり感情が冷静になったと思いきや、いくつかの場面で怒りの感情が出たり、焦りが生じている自分がいて、修行がまだまだ足りないなと思った。後は、ふとしたことに想像以上に動揺した自分にも気づいた。ただ、それらの感情も、永遠に続くものではなく、無常であるという考えは、とても役に立つなと実生活で感じた。こういった執着のようなものも瞑想を続けていく中で解放されるのだろう。

今週のどこかで書くヴィパッサナー瞑想の体験でも載せる予定だが、瞑想の習慣を自分自身の一生の武器にしていきたいと思っている。


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