MATCHAが新たに始める滞在型発信の話
MATCHAの編集者の溝端さんが、香川県三豊市に4月から1年間出向することになりました。2月末に急遽決まったこの話。
1年間の滞在では、三豊市だけでなく、香川県、瀬戸内広域の情報を発信していきます。
なぜやるか
滞在型発信の構想は4年前に戻ります。当時から、自治体との仕事をする中で、数回の取材だけでは正直魅力を発掘し、発信しきれないと感じていました。(もちろん、毎回ベストは尽くしています。)
だったら、半年なり1年間なりその土地に住んで情報発信をしていったほうが、地域にとっても会社にとってもプラスになると思ったんですね。
また、まだまだ訪日客を受け入れたいけれど、情報発信ができていない地域も多いのが現状。情報発信だけでなく、地域の受け入れ整備等、その土地にいるからこそできることが増えると感じました。
それが結果として、訪日客の体験価値の最大化に繋がり、会社のビジョン、ミッションの実現につながるだろう、と。
今回の三豊市出向が決まった経緯
今回のことの経緯は、自分が2月末に三豊市に足を運んだことがきっかけです。当初の目的はUDON HOUSEの体験。また古田秘馬さんの仕事に触れて見たかったというのがありました。
UDON HOUSEの共同経営者の秘馬さん、原田佳南子さんが高松空港に迎えに来てくれたときに
「MATCHAさんで、三豊市役所に出向して情報発信をしてくれる人っていないですかね?」
と言われて
「それって移住するってことですよね?あーー、もしかしたら、一人興味を持つ人がいるかもしれないです。」
そんな返事をしました。その時、頭に浮かんだのが溝端さんでした。
会社と働いている人の方向性が重なったら最高
なんで、溝端さんだったかというと、ちょうど年初あたりに1on1をしたんですね。
「溝端さんの将来のやりたいことってなんですか?」
と自分が聞いたところ
「将来は地方に移住して、MATCHAの経験を活かして、インバウンド専門の編集者、プロデューサーとして身を立てたい。もともと地域活性に興味があったので。」
ということを話をしていました。
僕は常々、会社の方向性と、働いている一人ひとりの人生の方向性が重なったら最高だな、と思っています。
なので、この話を聞いたとき
「あれ、溝端さんの夢叶うじゃん。」
とテンションが上ったんですね。
香川の次の日に東京に戻り、溝端さんに相談したところ、その日のうちに快諾をもらって、会社や秘馬さんのバックアップ、市長の面会の後、香川行きが決定しました。
転勤及び移住という意思決定を1日でしたのは流石としか言いようがないです。
今後の展望
三豊市観光課での一枚。
僕が溝端さんに期待しているのは1点で、訪日客の三豊市及び瀬戸内での体験価値の最大化です。そのうえで、まず三豊市の中で一番海外の人と接している人になってほしい。
一旦利益とかは考えず、地域から頼られる人物になってもらいたいです。三豊、瀬戸内のインバウンド発信だったら、溝端さんだよね、と。
その積み重ねが必ず、いいコンテンツの創出、地域の価値につながってきます。
自分も2ヶ月に1度程度香川に行き、今回の取り組みを会社として成功できるように動きます。
5月も6月も香川の予定が入っているので、徐々にカタを作っていき、ゆくゆくは全国に滞在型発信の取り組みを広げていきたい。
三豊市PJはもう一弾仕込んでいるので、そちらも年内に公開できたらと思います。
最後まで記事を読んでいだきありがとうございます。毎日更新をしているので、よかったらまた読んでもらえると嬉しいです。