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帰国雑感 - 週末の振り返り(2024年7月14日)

この一週間、リアルで会う人会う人に
「おかえりなさい」と言われて、不思議な感覚になる時間でした。

時差ボケや疲労も落ち着き、通常モードになってきました。
当たり前ですが、日々のリズムがあるって大事ですね。

やっぱり外に出ると日本が客観視できる部分があります。今回の旅の目的の一つに「外国人になる。」「外国人目線」を得るだったのですが、これは定期的に、日本を離れないとなと思いました。日本は快適で、おいしいです。

日本のインバウンドの課題の一つに、プライシング(価格設定)があります。今回の世界一周で様々な施設に行って感じたのが、居住者と旅行者の価格が明確に分かれているところが多かったこと。いわゆる二重価格というものです。

フロリダのディズニーは1日3万円でした。住民は半額以下。シンガポールのガーデンベイやスイスのトラベルパス、数え切れないくらい二重価格を感じる旅でした。

住民は税金を払っているわけで、旅行者よりお得になるのは別に違和感はないです。また旅行者としても、その場所に行くためにかけたお金、時間を考えると、価格差があったとしても払うわけですよね。

例えば、京都清水寺が入場料400円ですが、仮に旅行者の価格が1000円や2000円だとしてもお客さんは減らないだろうなと思います。むしろ、建物の価値を考えるとまだ安いくらい。近隣の施設への影響など、そんな簡単な話ではないのは理解しているのですが。

適切な二重価格を設定をすることで、事業者の利益が増え、雇用者の給与アップや今後の投資に回すことができる。観光が稼げる産業になり、給与水準が上がり、報酬面でも憧れる産業になる。

観光に関わる人がより世界に旅も含めて出られるような状況を作らないと、一方的に消費されるだけになってしまう感覚があります。
それはうちの会社に対しても同様の危機意識を感じています。

違和感を感じるだけでなく、どんどん行動して、結果に結びつけていきたい一週間でした。


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