見出し画像

カウンセリングですべてを解決するのがいいか?

もうすぐ大学を卒業します。1年生の頃から大学のカウンセリングに通っていて、長い時間をかけて、自分の悩みについて考えてきましたが、親との関係についてはそれなりに整理できてきたと思っています。 ただ、認知の歪みのようなものもあり、同世代の人と話していても差異を感じることも多く、まだまだ考えることがたくさんあるように思います。問題解決の時間が足りずに卒業するということは学校でのカウンセリングではよくあることなのでしょうか。

お便りいただきましてありがとうございます!

ご卒業おめでとうございます。

卒業する時に問題が全て解決していないというのはあります。人の悩みが尽きることはないですから、0にはならないかもしれません。

しかし、カウンセリングで家族との関係についてメインで話し合い、それが落ち着いてきているというのは、良く取り組まれていると思います。解決するのが難しい場合も多いので、進んでいると思います。

1年生の頃から変化があるのなら、それは何かしらの問題解決や達成だと思います。

カウンセリングでは、目標を決めて、その目標を達成できるかどうかで進めることが多いです。最初の時点で家族との関係に焦点を当て、それに取り組んできて、今になって落ち着いているのなら、カウンセリングの目的は達成されていると思います。

教育機関でのカウンセリングは期間限定です。小学校も、中学校も、高校も、大学も、専門学校も、卒業したらそこで終わります。全部を解決できるわけではないですし、問題解決を焦らなくてもいいのかもしれません。優先順位の高いものに焦点を当てるのも良いでしょう。

他のいろいろな問題が本当に全部解決する必要があるかどうか、ということもあります。解決が必要なら、大学以外のカウンセリング施設に行くのも一つの選択です。し

かし、解決しなくてもいい問題も多いです。だから、すぐに問題解決を焦る必要はないかもしれません。卒業後の進路など、他に優先すべきことがある場合、それに集中するのも良いでしょう。

カウンセリングをしていると、問題が解決できることもあれば、カウンセリングするからには解決しなければならないという思いになることもあります。

多くの場合、ネガティブな面を改善する方向に進むことが多いです。カウンセリングのニーズがそうであることが多いので、それが当然ですが、すべての問題が解決する必要があるわけではありません。

時には、特に困っていることがないということも普通にあります。だから、すべての問題を解決することが常に必要とは限らないのかなあと思います。

それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?