リバタリアンで陰謀論嫌いの私がなぜ検察庁法改正案に抗議するかについて

 TLを埋める講義の嵐は気持ち悪い。

それが普段ただ芸術やサブカルを愛する人たちのそれであるならなおさら。

芸能人らがマスコミに踊らされて何事かを発信した気になっているのは噴飯物だ。

左派の言う「政権の延命のため」はオカルト並みの陰謀論だと思っている。

さらに言うなら私はリバタリアンである。

いかな後ろ暗いところのある独裁政権であろうが、私が金を稼ぐのを邪魔しなければそれでいい。

もっと言うなら、金のあるやつが裏でうまいことやって何が悪いんだろうくらいに思っている。

 それでもなぜ検察庁法改正案に抗議するか。

老害を退けたいからである。

定年を延長することで、若い法曹界の人材の活躍の場を奪って欲しくないからである。

私はリバタリアンであると同時にミレニアル世代である。

我々Y世代、Z世代の繁栄を願っている。

我々がアイディアを生み出し、それを形にして世界を変えていくのを旧世代に邪魔されたくない。

63歳といわず、30代、40代の検事総長が出てほしい。

20代の法学生に希望を持って法曹界に進んでほしい。

人生100年時代だからと言って、なぜ旧世代の就労期間を延ばさねばならないのか。我々の世代をもっと活躍させてくれればいいではないか。

 蛇足を加えるならば、60代の男性は前頭側頭型認知症の好発年齢である。

うちの当年とって51の父親ですら「アベノ陰謀ガー」などと発狂しているのに、65のおじいちゃんに強大な権力を持つポストを任せられない。

これらの理由から、くだんのタグをつけてツイートすることにした。


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