「社会人漫才王2022」決勝大会出場者紹介(2022年11月30日更新)

1 はじめに

 社会人芸人たまプラーンアオキプランです。普段は、社会人として働きながら、休日にアマチュア芸人の出演するライブに出たり、YouTubeチャンネルで動画配信などを行っています。このnoteでは、主に私の周辺のアマチュア芸人の情報などの記事を書いています。

2 社会人漫才王とは

 さて、2019年に始まり、既にアマチュアお笑い界では年末の風物詩となっている社会人漫才王の決勝大会・敗者復活戦が、今年も開催されます。大会の概要は、公式ホームページをご覧ください。

 2021年大会のチャンピオンのハバネロ胡椒は、その勢いのままM-1グランプリ2022の三回戦進出を果たし、準優勝のコウキシンは2022年にワタナベエンターテインメントに所属するという活躍がありました。まさに、アマチュアお笑い界で最も注目される大会です。

 2022年大会は過去最多191組のエントリーがあり、そのうち21組が決勝大会・敗者復活戦への進出を決めています。

 今回の記事では、その決勝大会の出場者を紹介します。社会人漫才王にお越しいただくお客様は、出場者のお知り合いが多いと思いますが、大会をより楽しんでいただくためには、他の出場者についても知っていただくことが重要であると思い、昨年から同じような記事を書いています。ぜひ、敗者復活戦の出場者紹介の記事と併せてご覧いただき、社会人漫才王を一層楽しみましょう。

3 出場者紹介

 この記事は、アマチュアお笑い界の一フアンとして書いていますが、大変申し訳ありませんが、よく知っているコンビとそうでないコンビで紹介のボリューム感が異なります。昨年大会は、私たちのコンビも出場していたので、フラットになるよう心がけていましたが、今年は出場しないので、若干主観が入っているかもしれませんが、ご了承ください。変な部分があったら、普段みなさんがお笑いルポライターを叩いているくらい叩いていただいて構いません。

 それでは、決勝大会の出演順に11組を紹介します。写真は社会人漫才王Twitterから、結成年月はM-1グランプリのコンビ情報から引用させていただきました。過去に社会人漫才王の本戦に進出している場合とM-1グランプリ2022の二回戦以上に進出している場合は参考に記載します。

Aブロック

 Aブロックの1組目は敗者復活戦からの勝ち上がってくるコンビです。また、決勝進出を決めていたまぜごはんの欠場が発表されました。残念ですが、せっかくなので出場者紹介をしたいと思います。

⓪まぜごはん

(結成年月不明)

(左:はね、右:こま)

 結成はまだ日が浅そうではあるが、お互いにYoutubeで動画配信をしていたり、別のユニットでも活動をしており、お笑いの経験値は申し分ない。今大会は残念ながら欠場となってしまったが、アマチュアお笑いはいつでもここにあるので、また挑戦をしてほしい。

 こんな感じで、出場者紹介をしていきますので、よろしくお願いします。最初に断っておきますが、私は大会運営には全く関わっていません。
(2022年11月30日更新)

②魔リゲル

(2021年12月結成)

(左:セキ、右:スーモ)

 敗者復活戦からこの2人が不戦勝で勝ち上がってきた。普段、セキさんはあぎろ茶屋として、スーモさんはナイルパーチとしても活動しているが、この2人がどのようなマリアージュを魅せてくれるのか。特にスーモさんは今大会唯一の2組出場を果たし、3組後にも出番を控えている。本日の主役となれるか注目だ。
(2022年11月30日更新)

③みんな銀河

(2019年9月結成、社会人漫才王2021セミファイナリスト、M-1グランプリ2022二回戦進出)

(左:くまべ、右:しとう)

 M-1グランプリだけでなくキングオブコント2022でも二回戦に進出している漫才とコントのリアル二刀流コンビ。アマチュアお笑い界三大大会のCONTEST2022、全日本アマチュア芸人No.1決定戦2022で最終決戦まで進んだが優勝まで一歩及ばず、その界隈ではシルバーコレクターと言われている。悲願のタイトル獲得となるか注目したい。

④西村

(2017年5月結成、社会人漫才王2021ファイナリスト、M-1グランプリ2022三回戦進出)

(左:ふたつぎ、右:ともちゃん)

 M-1グランプリ三回戦進出コンビが、今年も決勝進出を決めた。英会話フォーマットのオリジナリティあふれる漫才が持ち味であるが、2022年大会はどのようなネタを披露してくれるのか。会場の雰囲気を自分たちのものにできれば、一気に優勝もあり得そうだ。

Bブロック

①ナイルパーチ

(2017年11月結成)

(左:スーモ、右:苔むし地蔵)

 アマチュアお笑い界の濃厚チップとデールが、ついに社会人漫才王に登場だ。何回もネタを見たことがあるが、とにかく2人の「ニン」が凄い。限られた時間の中で広い会場中に「ニン」を伝えきれるかがポイントだ。

②ガーベラガーデン

(2007年10月結成、社会人漫才王2020チャンピオン、M-1グランプリ2022三回戦進出)

(左:ジッパー、右:かみうら)

 アマチュアお笑い界の横綱が、2年ぶりに社会人漫才王に帰ってきた。過去にはM-1グランプリ準々決勝に進出した経験もあるが、結成15年ということで、今年M-1グランプリからの卒業を宣言し、今後の活動にも注目がされる。社会人漫才王で再び優勝し、M-1グランプリ卒業に自ら花を添えることができるか。

③下町モルモット

(2013年4月結成、社会人漫才王2020準優勝・2021ファイナリスト、M-1グランプリ2022二回戦進出)

(左:奥山、右:中嶋)

 3年連続出場の実力派コンビ。2022年にはラジオを始めて2人のトークに磨きをかけ、K-PRO主催ライブへも出演をするなど、着々とパワーアップをしている。本大会にかける思いも人一倍強いだろう、悲願のタイトル獲得なるか注目したい。

④こんにゃく1万

(2020年2月結成、社会人漫才王2021セミファイナリスト、M-1グランプリ2022二回戦進出)

(左:瀬崎、右:柴)

 コンスタントに活躍し続けるコンビが、ついに決勝大会に登場だ。M-1グランプリも2020年から3年連続で二回戦に進出しており、その実力は折り紙付き。関東社会人芸人バトルライブ藤四郎の非公式ポイントランキングのトップランカーが、決勝でどんなネタを披露するか。

Cブロック

①ユキミザクラ

(2021年3月結成)

(左:小林、右:共田)

 小林さんが社会人漫才王を観覧し、感動してお笑いを始めたのは界隈では有名なエピソードとなっている。きっかけを与えてくれた大会に出場できて喜びもひとしおであろうが、さらには頂点に立ち、社会人漫才王の申し子となれるか。

②カタヤイネン

(2012年4月結成、社会人漫才王2020ファイナリスト・2021準優勝、M-1グランプリ2022二回戦進出)

(左:飯塚、右:桐原)

 2021年大会最終決戦まで進むも、ハバネロ胡椒に完敗し、リベンジを誓う。決勝大会には3年連続出場しており、同ブロックの他のコンビはすべて初出場のため、戦い方を熟知している分一歩リードか。

③没企画

(2022年4月結成)

(左:樋口、右:児玉)

 結成1年未満のコンビが、堂々の決勝大会進出だ。キングオブコント2022二回戦にも進出しており、漫才もコントも観たことがあるが、まだまだ引き出しを隠していそうな今大会のダークホースだ。

④マオグリーン

(2019年7月結成、M-1グランプリ2022二回戦進出)

(左:オフサイド乾、右:ジャバ森)

 毎年、M-1グランプリや社会人漫才王の結果発表生配信を行っている。今年は両方とも合格となり、大いに盛り上がった。ただし、不合格の年も大いに盛り上がっている。グループステージの大トリとして、大爆発できるか。

4 おわりに

 以上、決勝大会出場者11組の紹介です。初めて聞く社会人芸人もいらっしゃるかと思いますが、この記事で少しでも興味をもっていただけると、大会運営には全く関係ありませんが、頑張った甲斐があります。

 今回の決勝大会には、アマチュアお笑い界では有名なコンビが多く残っている印象ですが、実は初出場が7組/11組となっています。再びの栄冠か、リベンジか、ニュースター誕生か、全く予想が付きません。

 ひそかにブームの兆しがあるアマチュアお笑い界です。このブームに乗り遅れないためにも、アマチュアお笑い界最高の栄誉の一つ社会人漫才王2022の誕生の瞬間を観に行きましょう。チケットは社会人漫才王のホームページから予約できます。

 それでは、また次回の記事もよろしくお願いします。

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