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名古屋、

名古屋に来て6日ほどたった。名古屋の街まではあんまりまだ自転車で数回通う程度でみれていないところがあるけど都市と郊外が近いところで一緒になっているような作りのように思う。
繁華街とマックスバリューなどの大型スーパーみたいのが近いところに密集している、その外側にある小さな住宅街や小道が結構面白く、なんというかそこまでチェックがない分、変な作りが昔ながらに残っている箇所などで目の潤いを取り戻すような面白さがある。

ちくさ正文館書店が7月31日で閉店した際に買った小説のうち、平出隆さんの"葉書でドナルド・エヴァンズに"という本を手に取った。あらすじというかコンセプト文を裏のを読んで、なんとなくこんな感じのイメージが自分の中にもあって、でもまだ書いていなくて、もっといいものが描けるんじゃないかということを生意気にもぼんやり思うところもあって、手に取るのを正直躊躇した。平出さんの本はもちろん好きでいくつか持っている。
だから、やっぱりそれを越えるように書くべきなんだと思ってそのテンションで今日、スケッチブックに描いていた途中のドローイングの中に文字を書き入れたら少し新しい展開で面白かった。
僕も言葉に関して取り組まないとダメで、いつしか、"動く"ということは言葉を手にするために動いていることもあるし、アクションを伴った発話ということもずっと興味があるし、していることだ。
じゃあ歌の中の言葉は?もちろん、これもだ。最近、黄金4422で稽古の終わりに歌を歌う。存分に声を出すことでやっとそこで"想像する崖"(ここでは落ちる前の崖というより、飛んでいく前の崖のイメージだ)に立って思考とパフォーマンスを進める準備ができるなぁと思うから引っ越し後にあまりしっかり歌の練習をできる場所を作れていないのは問題がある。自分がやりたいことのさまたげにもなっていると感じる。色んなことが隣の部屋に住んでいるみたいにつながるのがやっぱり楽しい。子供とのワークをした後に、たみちゃんと100曲を滞在中に合わせて踊るというのもやっていて、色々大切だ。
やっぱり街に出ること、それで街を知ることも同様にめちゃ大事だ。

シャワーがレジデンス先にないので銭湯に毎日行っている。 (一回だけ公園でシャワー)それも体力の回復につながっている気がする。

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