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始めること、そして終わらせて、いつか終わったこと。

いつの間にか始まっていて、変わっていた。 終わらせていたつもりが、ほんとはただ終わっていただけだった。 同じ時間はなく、思い出だって賞味期限切れ。 そして夜が明ければ、新しい朝が待っている。 夜は古くなり終わり朝へと生まれ変わる。 僕はその瞬間に立ち会いたい。

    • 誕生と消滅、永遠の言葉

      今日も人生何度目かの朝を迎えた。 何度目かの朝なのかは数えてみたところで、ただの暇つぶしにしかならない。 考えてみれば私たちは繰り返し毎日を過ごして当たり前のように朝を迎えて、それぞれの日々を過ごし夜を迎え、ある人は愛する人とある人は一人で朝を待っているのだろう。 私は考える。 朝は誕生の時である。 朝は消滅し、そして夜を迎える。 私たちはこれを繰り返し、やがて死という消滅の時間に辿りつく。 生、言い換えれば誕生とは限られた者にしか与えられないが、死という消滅の時間は誕

    始めること、そして終わらせて、いつか終わったこと。