メモ整理8 2020年11月16日の日記


書き散らして全く鑑みることもなく放置しているメモをスマートフォンから発掘して供養する企画の第8弾です。今月も読書メモがほとんどであったので、見せられるようなものがほとんどなくてチョイスに苦労した。適当なことを考えてストックしておくことは心掛けたいと思っているので来月からは注意していきたい。


2020年10月27日

odolの音楽、視点があって好きだな。人間に対する疑問や切り口の提示が丁寧。

たぶん「虹の端」を聞きながら書いたメモだったと思う。本当に書いている通りなのだけど、odolの音楽にはその歌詞を書いている人間の「視点」がわかるようなものになっているのが好きなんですよね。私は普段音楽を歌詞で褒めることがないけれど、「虹の端」は音楽と歌詞が高い水準で交わっているのが良い。歌詞だけに限らず、なにかを表現するときって少なからず自分の視点が入ることにはなるのだろうけれど、odolは歌う対象についての印象のようなものが歌詞、歌い方に盛り込まれているのが好きだ。


2020年10月25日

駅の改札でICカードをかざすときに端末とカードの間に手を挟むと「今、私のてのひらをお金が通過していったのだ」と思えて楽しい。

楽しいよね。眼に見えないものが疑似的に存在すると仮定してさもそこに「ある」かのように扱うことは面白い。イマジナリーフレンドもそうだし。特に「電子マネー」というデジタルでソリッドなものを捉えて「手のひらを貫通する」と捉えるのはなかなか乙なものがあるような気がする。


2020年10月28日

音楽聞いてる横でまったく違うリズムで足鳴らされてその振動が床を通して伝わってくるの、めちゃくちゃなストレスだな。電車でされる妨害の中でもワーストクラスの不快かも。

意図せず電車ネタが連続した。私の使っているイヤフォンはかなり遮音性が高いもので、社交よわよわ人怖いヒューマンであるところの私には必須アイテム(スマホの充電が切れていてもイヤフォンだけは耳に突っ込んでいる)なのだけど、イヤフォンで音はカットできても振動はカットできない。電車は音楽に没入して本を読める憩いの空間として機能しているので、無意味にその空間を奪わないでおくれ……と思っております。意図せず音楽ネタが連続した。


2020年11月4日

メガネが手放せない真面目ヒューマンのメガネが割れる描写、現代だと分厚ければ分厚いほど割れにくいだろうし、現実では真面目ヒューマンほどレンズが壊れることなく傷だらけになってそう。

確かにそうかも。なんだか戦闘機が帰ってきた時に被弾しているところの統計を取って次世代機ではどこを補強するか、という問題に似ているような気もする。正解は「被弾の少ないところ」だそう。「帰ってきた」というところがミソで、それ以外のところを被弾していた戦闘機は帰ってくることができなかった。だから被弾していないところを補強する、のだとか。レンズの分厚さと真面目さに正の相関関係があるのであれば、なにか面白いことが言えるかもしれない。


2020年11月6日

イオンで監視カメラのことを「お客様の安全を守るためのカメラ」という意味で「安全カメラ」って称しているのおもしれ~~~になった。

この話を知人にしたところ「化粧室に「綺麗に使っていただきありがとうございます」って書いてるのに似てるね」と言われた。確かにそうかも。不快感を与えかねない表現をその結果から逆算させるような形で目的を提示してあげる婉曲表現、日本が好きそうなやり方ですよね。私も好き。他だとどんなのが考えられるかな。他人になにかを強いる時に使えそうな言い回しだけど。今だとマスクの着用を義務付ける時とかかな。


今月は出来事に根差したものが多かったような気がします。だんだんと「変なもの見つけ筋」が戻ってきたような気がする。鍛えていこう。

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